2009年11月

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金光翔さんからの批判について

 金光翔さんから、沖縄の反基地闘争に関する私の記述が、ポストコロニアリズム風の「国民主義」批判に近接している、という批判をいただきました。結論から言えば、そういう意図ではなかったなどと抗弁してもあまり意味はなく、私としては本質的な反論ができない以上、批判をもっともなものとして受け入れます。当該エントリーには追記を入れました。

 私にも話させて:「大江健三郎の「日本国民としての責任」論――沖縄問題について(上)」
 http://watashinim.exblog.jp/10494112/

 日本国民としての排他的特権に伴う責任を一方的に解除する、ポストコロニアリズム風の「国民主義」批判に対しては、自分としては批判的な立場でいたつもりでしたが、それが徹底していれば、沖縄の反基地闘争についても、もっと別な言葉で語れていたはずだったと思います。具体的に言えば、例えば以下のような視点から。


したがって、沖縄の基地問題に関しても、その是正のためには、「国民主義」批判ではなく、大江のような「日本国民としての責任」論の立場からの沖縄問題への取り組みが不可欠だと思う。そうした立場に立ってはじめて、集団自決の強制性の件だけではなく、「慰安婦」制度等の東アジアでの日本の加害の問題の教科書への記述の要求への動きも生じてくるだろうし、日本の右傾化に対して、日本国民と(在日朝鮮人を含む)周辺諸国の人間が連帯して対抗する、ということも可能になるだろう。逆に言えば、この立場にしか可能性はない。それを別に「ナショナリズム」と呼ぶ必要はないが、それは「国民主義」または「ナショナリズム」として否定すべきでないものである。


 私にも話させて:「大江健三郎の「日本国民としての責任」論――沖縄問題について(下)」
 http://watashinim.exblog.jp/10494273/

 次からの記事は、「日本国民としての責任」論に立って、日本の左派がこれまで提言してきた戦後補償関連法案を総じて批判的に再考しようとするものですが、まだまだ不徹底な点や不勉強な箇所も多いと思います。読者の方々は、お気づきの点があれば、どうか率直にご指摘、ご批判ください(もちろん他の記事についても)。よろしくお願いいたします。

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