2012年11月

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「人道的侵略」産業とシリア(5)

■目次:
(1) はじめに
(2) 「アラブの春」という嘘(1)
(3) サルバドル・オプション――NATO側諸国からシリアへの「死の部隊」移設作戦
(4) 「戦争賛成左翼」への道――ジルベール・アシュカルとその植民地主義的利用者たち
(5) シリア近況メモ(2012年11月14日)


(5) シリア近況メモ(2012年11月14日)

 記事の更新が恐ろしく滞っているうちに、ついにトルコ正規軍によるシリアへの越境攻撃が始まってしまった。10月3日、トルコ南東部・シリア国境付近のアクチャカレで、シリア側から飛来した(とされる)砲弾によって5人が死亡する事件が起こると、トルコ政府は即刻アサド政権を非難し、国境地帯のシリア側に10キロメートルの「緩衝帯」を設けるために、シリアへの砲撃と空爆を公然と開始したのである(▼79)(▼80)。さらに、この砲撃を奇貨として、トルコはシリア国境に位置する南部キリス県へのパトリオットの配備を近くNATOに要請する予定で、配備が実現すれば、シリア第二の都市アレッポが射程内に入ることになる(▼81)。

 例によって、この砲撃がシリア軍によるものであるとの証拠(を示すメディア)は皆無で(▼82)、10月3日付の「ニューヨーク・タイムズ」記事(▼83)も、「トルコに直撃した砲弾を撃ったのが、政府軍であったのか、アサド政権を転覆すべく戦っている反乱軍であったのかは不明であるが、トルコ政府は砲撃がシリア政府軍によるものであると信じている――とトルコ専門家は語る」などと、なかなか面映い報道をしていた。ちなみに、「第2ドイツテレビ」(ZDF)は、トルコ国旗とシリア反体制派の旗(フランス植民地時代に用いられた旗の一つ)がたなびく――シリア国旗はまったく見当たらない――現地映像(▼84)を公開して、砲撃が「自由シリア軍」(FSA)によるものであると断じている。なお、問題の迫撃砲弾はシリア反乱軍が愛用しているタイプのものであるという(▼85)。

 すでに述べたように、イスラエルの同盟国であるトルコは、以前から「自由シリア軍」(FSA)の主要な拠点であり、トルコの情報機関工作員や特殊部隊もシリアに多数潜入して(シリア軍に拘束されたりして)いる(▼57)。けれども、それらはあくまで「公然の秘密」であったわけで、正規軍がシリアに侵攻するという事態は、従来とはまったく別の意味を持っている。それは、トルコを加盟国とするNATOが、事実上いつでも「集団自衛権の発動」という名目でシリアを直接軍事攻撃できるということに他ならない。10月10日のブリュッセル会議におけるラスムッセンNATO事務総長の発言――「明らかにトルコはNATOの結束を信用し得る」――が、それを端的に語っている(▼86)。

 トルコ軍のシリア侵攻と連動して、NATO側諸国の挑発はますます過激化している。オバマは議会への通告なしに(▼87)、150人規模の特殊部隊をシリア国境付近のヨルダン領に配備して、シリアへの直接軍事攻撃の可能性を公言しているし(▼88)、同規模の英軍も(フランス軍も?)ヨルダンの米軍に合流している(▼89)。米国はトルコおよびイラクにも軍隊を(再)配備しており(▼90)(▼91)、さらに10月下旬から約3週間にわたってイスラエルとの過去最大規模の軍事演習を実施している(▼92)。

 トルコ軍の砲撃と空爆によってシリア側にはすでに多数の死者が出ているが(▼79)(▼80)、シリアはいまや北のトルコだけでなく、南のヨルダンおよびイスラエル、東のイラクによって、ほぼ完全に包囲された形になるわけだ(西は地中海)。トルコ国内には実に24ものNATOの軍事基地があり、10月31日付のトルコ紙「ヒュッリイェト」(▼93)は、欧州駐屯米軍司令部(EUCOM)の代表団20人が、シリアへの軍事攻撃を見据えて、国内のNATO空軍基地を2日間視察したことを報じている。「自由シリア軍」(FSA)が、10月26日から予定されていた一時停戦を無視して、当日早朝から各地で一斉にテロ攻撃を仕掛けてきたのも、こうした文脈においてである(▼94)。オバマ政権は、表沙汰になっている分だけでも、1億7500万ドルもの巨額の資金を、その大半はシリア人ですらないシリア「反体制派」に注ぎ込んでいるという(▼95)。


 ところで、今日のシリア情勢は、1957年に画策された米英「秘密文書」のシナリオの、かなり見事な実演であると言えるだろう。当時、アイゼンハワー大統領とマクミラン首相は、「中東の石油に対する欧米諸国のアクセスを妨げている」シリアの体制転覆を図るために、以下のような「秘密文書」を交わしているのである(▼96)。

(1)シリアの反体制派に軍事支援を施し、「自由シリア協議会」(FSC)を設立する。

(2)CIAおよびSIS〔英情報局秘密情報部。MI6の前身〕が秘密裏に介入・煽動して、シリア各地で蜂起・破壊活動・襲撃事件を起こす。さらに、大統領を含むシリア政府・軍部の要人を暗殺して、シリアを不安定化させる。

(3)国境地帯での紛争を捏造し、シリア隣国で強度の武装活動を行い、その責任をシリア政府になすりつけることで、親欧米の隣国諸国(トルコ、イラク、ヨルダン)をシリアに侵攻させる口実とする。

 ・・・と、まあこんな具合である。当時この陰謀は、周辺アラブ諸国が米英の笛に合わせて踊り出さなかったために挫折したのだが、今日では若干のアップデートを経てほぼ原案通り実行されつつあるように見える。

(1)’「自由シリア協議会」(FSC)は(おそらくよりモダンな)「シリア国民評議会」(SNC)へと名義変更を遂げ、さらに「シリア国民連合」へと発展的解消(?)を遂げようとしている。

(2)’シリアでは7月中旬に限っても、ダーウドゥ・ラージハ国防相、アシフ・シャウカトゥ副国防相、ハッサン・トゥールクマーニー将軍(副大統領補佐)らが計画的なテロ攻撃で暗殺されている(▼97)。オーストラリアのボブ・カー外相は、率直にもアサド大統領の暗殺を奨励する台詞――「〔アサド大統領の〕暗殺はシリアの平和運動の必須条件であると思われる」――を口走っている(▼98)。

(3)’前出のトルコ国境地帯での砲撃事件に加えて、最近のレバノン・ベイルートでの爆破事件が示唆的である。10月19日、ベイルートのキリスト教地区で爆破事件が起こり、少なくとも8名が死亡、約80名が負傷した。レバノンでは親欧米の政治家やメディア――例えば「レバノン・ナウ」(▼99)――がこぞってアサド政権の関与を騒ぎ立てているが、例によって何の証拠もなく、むしろ「自由シリア軍」(FSA)のシリア国内キリスト教地区におけるテロ攻撃との類似性が指摘されている(▼100)。10月21日にもベイルートのキリスト教地区で同様の爆破事件が続き、13名が殺害された(▼101)。


 さらに、今日のシリア情勢には当時存在しなかった発明品――「人道的介入」/「保護する責任」――と、それに伴うNATO側諸国リベラル・左派の途方もない頽廃が加わっている。ドイツ「緑の党」創設メンバーの一人で、当時のドイツ外相であったヨシュカ・フィッシャーが、「アウシュヴィッツと闘う」ための戦争という奇怪な論理によって、ナチスドイツの被害民族であるセルビア人に対するNATOの空爆を正当化してから10年あまりで(▼102)、「人道的介入」という名の帝国主義的侵略は、NATO側諸国リベラル・左派のメインストリームになってしまった感がある。

 欧州議会「緑の党グループ」の現共同代表ダニエル・コーン=ベンディット(ダニエル・コーン=バンディ)は、「人道的介入」を初期から唱道していた代表的な左派であるし、リビアへの空爆を事実上決定づけた2011年3月の「国連安保理決議1973」に棄権票を投じたドイツ政府の「弱腰」を激しく攻撃したのも、フィッシャーを筆頭とする、社会民主党および「緑の党」の面々だった。ドイツ「緑の党」現共同代表のクラウディア・ロスも、テレビ討論に出演して、アサド政権との交渉を擁護するあらゆる意見をことごとく黙らせる快進撃を見せているようだから、2013年の選挙で社会民主・緑連合がもし政権に就けば、ドイツは間違いなく保守・右派連立の現政権よりも第三世界への軍事介入を強めるだろうと思われる(▼103)。同様に、「人道的介入」が問われる局面において、いわゆる「進歩的」な「独立メディア」が保守的な企業メディアよりも遥かにひどいプロパガンダを垂れ流している例も事欠かない(▼104)。

 ちなみに、アサド大統領を暗殺したくて堪らない政治家の一人がフランス前大統領サルコジであったことはすでに報じられているが(▼98)、サルコジ後任の「社会主義者大統領」フランソワ・オランドも、シリアへの「自由区域」(=NATO側諸国による空爆拠点。「飛行禁止空域」、「管理区域」、「緩衝地帯」、「保護地域(聖域)」、「人道的回廊」・・・の同義語)の設置を主張し、国連の対応を「衝撃的な無為無策」であるとののしり(▼105)、シリアへの直接軍事介入もありうると発言するなど(▼103)、サルコジとの違いはよくわからない。

 フランスはかつてシリアを植民地支配していた時代にも、マダガスカルやモロッコ、セネガルなどのフランス帝国の植民地兵士と、アルメニアやチェルケスの傭兵らを利用して、シリア各地の独立運動を徹底的に弾圧し、熾烈な空爆と砲撃を加えて無差別殺戮を行ってきた。そのフランスが今日、NATOの傭兵によるテロリズムと、あわよくばNATOによる空爆を通じて、シリアの自決権を再び粉砕しようとしていることは、旧「宗主国」が旧植民地国に対して歴史的にいかに一貫して侵略的であり続けているかを物語っている。

 トルコでは自国軍によるシリア侵攻が始まった翌日の10月4日に、イスタンブールで数万人規模の反戦デモが行われるなど、民衆による反戦運動が高まっているが(▼79)、日本を含む旧「宗主国」(侵略国)はそれぞれの流儀に応じてトルコ政府にゴーサインを送っている(▼106)。リビアを空爆・侵略して数万人を殺戮したNATO擁するEUが今年のノーベル平和賞を受賞したことも、こうした帝国主義的流儀の予定調和なのだろう。


 ところで、今さらではあるが、シリア「反体制派」がテロリストの巣窟であることは、ついにマスメディアも請け負うところとなっている。BBCと「ニューヨーク・タイムズ」は、政府から削除を命じられた動画ニュース(▼107)で、「自由シリア軍」(FSA)が300キロの爆弾を積んだトラックを捕虜に運転させ、アレッポの検問所で遠隔起爆して、捕虜を無自覚の「自爆テロリスト」に仕立て上げようとして失敗する一部始終――起爆装置が作動せず落胆するFSA兵士の表情まで――を暴露しているし、「ワシントン・ポスト」は11月1日付の記事(▼108)で、シリア反乱軍が非武装・無抵抗の民間人を拷問・殺害し、自らの戦争犯罪を得意気に撮影してYouTubeにアップしたことを、批判的に報じていた(▼109)。さらにトルコ紙「ユルト」(Yurt)の報道によれば、FSAはシリアの民間人と政府軍兵士を誘拐・殺害して臓器の密売に勤しんでおり、遺体の引き渡し代を遺族に要求することさえあるという(▼110)。

 さすがに外聞が悪すぎるためか、オバマ政権は最近になってシリア「反体制派」の首のすげ替えによる「チェンジ」を図ることにしたようだ。ヒラリー・クリントン米国務長官いわく――どの口が言えるのかわからないが――「20~30年、あるいは40年もの間シリアにいもしない」人々はシリアの代表に相応しくないので、「我々は『シリア国民評議会』(SNC)をもはや反体制派の明白なリーダーとは見なせないことに決めた」(▼111)そうである。

 この計画は、反体制派でごく最近までシリアにいた(現在はシリアにいない)、米国の新たな代理人たるネオリベ富豪の名にちなんで「リヤード・セイフ・プラン」と命名され、さらに「サルバドル・オプション」の立役者であるロバート・S・フォードが「反体制派」のリストラおよびリクルートに再び采配を振り(▼112)、その結果(米大統領選挙後の)11月11日に「シリア国民連合」がカタール・ドーハの豪奢なホテルに納品されたのであった(セイフは「シリア国民連合」の共同副代表に納まった)。試みに「シリア国民連合」の「綱領」の一節を読み上げてみよう――「〔アサド〕政権とのいかなる対話および交渉にも応じない」(▼113)――以上。

 オランドはこの「シリア国民連合」をいち早く「シリア国民を代表する唯一の組織」として承認し、「フランスだけでなくシリア国民連合を承認する全ての国の政府が・・・同連合への武器供与を検討すべきだ」と息巻いている(▼114)。もっとも、「シリア国民評議会」(SNC)についても、米国を始めNATO側諸国が完全に用済みとするはずはなく(▼115)、「反体制派」の一翼として――すなわち汚れ役として――どこまでも利用していくつもりだろう。


【追記1】 「シリア国民連合」が発足した11月11日から、イスラエル軍がシリア領への砲撃を続けていることも、予断を許さない局面である。イスラエル軍は、この一連の攻撃を、ゴラン高原――イスラエル占領下のシリア領――に飛来した(とされる)砲弾への「報復」であるとしている(ただしイスラエル側に死傷者はいない)が、イスラエル軍は同時にガザへの大規模な空爆・砲撃を展開して、パレスチナ人を多数死傷させている(▼116)。イスラエルのパレスチナ、シリアへの攻撃が米大統領選挙後に加速していることは明らかであり、オバマ自身も勝利を祝して再選後まもなくイエメンを爆撃する(▼117)など、帝国主義者ぶりに磨きをかけている。


【追記2】 前ICC(国際刑事裁判所)主任検察官のルイス・モレノオカンポ(アルゼンチンの弁護士)は、11月9日、CBC(カナダ放送協会)のインタビュー(▼118)に応じて、ICCはNATOの軍事力の行使――シリアへの直接侵攻または空爆――を通じてアサド大統領を逮捕・起訴するべきであると主張した(▼119)。(NATO首脳ではなく)アサド大統領の訴追というのは、日本のリベラル・左派がいかにも好みそうな「落としどころ」であり、帝国主義的侵略におけるNATOとICCとの癒着――ユーゴスラヴィア、アフガニスタン、イラク、ルワンダ、ソマリア、リビア、パレスチナ・・・における「彼ら」の訴追と「我々」の免責――が全面化している現在、極めて警戒すべき悪質な言説であると思う。



▼79 Chris Marsden, Mass protest against threatened Turkey-Syria war, World Socialist Web Site, 6 October 2012, http://www.globalresearch.ca/mass-protest-against-threatened-turkey-syria-war/5307482

▼80 Continuous Turkish artillery barrage cuts out 10-km buffer strip inside Syria, DEBKAfile, 4 October 2012, http://www.debka.com/article/22404/Continuous-Turkish-artillery-barrage-cuts-out-10-km-buffer-strip-inside-Syria

 リンク切れになってしまったが、本文は以下から読むことができる。

 FreeRepublic.com, http://www.freerepublic.com/focus/f-news/2940235/posts

▼81 NATOにミサイル配備要請へ トルコ、シリアへ圧力, 日本経済新聞, 2012年11月8日, http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM08032_Y2A101C1EB1000/

▼82 Michel Chossudovsky, Turkey Already Waging War on Syria, Global Research TV, 8 October 2012, http://tv.globalresearch.ca/2012/10/turkey-already-waging-war-syria

▼83 Turkey Strikes Back After Syrian Shelling Kills 5 Civilians, New York Times, 3 October 2012, http://www.nytimes.com/2012/10/04/world/middleeast/syria.html?pagewanted=2&_r=3&smid=tw-share&

▼84 heute in europa, ZDF, 4 October 2012, http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/1745802/heute-in-europa-vom-04102012

 件の旗が登場するのは動画の01:11-01:13にかけてである。なお、英語での説明は以下から読むことができる。

 Syria FSA Terrorists Behind "False Flag" Attack against Turkey, Global Research, 5 October 2012, http://www.globalresearch.ca/syria-fsa-terrorists-behind-false-flag-attack-against-turkey/5307301

▼85 Tony Cartalucci, Turkey Attempts to Trigger a NATO-led War against Syria, Land Destroyer Report, 3 October 2012, http://landdestroyer.blogspot.jp/2012/10/turkey-attempts-to-trigger-war-vs-syria.html

▼86 Chris Marsden, Turkey leads US-sponsored Military Encirclement of Syria, World Socialist Web Site, 18 October 2012, http://www.wsws.org/articles/2012/oct2012/syri-o18.shtml

▼87 America Close to War with Syria: Obama Deployed US Troops to Jordan "Without Notifying Congress", Global Research, 13 October 2012, http://www.globalresearch.ca/america-close-to-war-with-syria-obama-deployed-us-troops-to-jordan-without-notifying-congress/5308151

▼88 Bill Van Auken, In Preparation for Wider War, Pentagon deploys Task Force in Jordan, World Socialist Web Site, 11 October 2012, http://www.wsws.org/articles/2012/oct2012/task-o11.shtml

▼89 British Troops Join US Forces on the Jordan-Syria Border, Global Research, 14 October 2012, http://www.globalresearch.ca/british-troops-joined-us-forces-on-the-jordan-syria-border/5308154

▼90 Dempsey: US sent troops to Turkey many times to assist in anti-terror efforts, Trend News Agency, 26 October 2012, http://en.trend.az/regions/met/turkey/2080993.html

 正確な数は不明だが、欧州駐屯米軍(EUCOM)司令官のマーク・ハートリング中将が最近「比較的少数」の米軍をトルコに配備したことを認めている。

▼91 Jack Kenny, U.S. Troops Deployed in Iraq Again, The New American, 27 September 2012,
http://www.thenewamerican.com/usnews/foreign-policy/item/13000-us-troops-deployed-in-iraq-again

▼92 US, Israel carry out largest joint military exercise as violence flares on Gaza border, Fox News, 24 October 2012, http://www.foxnews.com/us/2012/10/24/us-israel-carry-out-largest-joint-military-exercise-as-violence-flares-on-gaza/

▼93 Operasyonel mekanizmada ilk adım [The first step through the operational mechanism], Hurriyet, 31 October 2012, http://www.hurriyet.com.tr/gundem/21820659.asp
 
英語での説明は以下から読むことができる。

 Cem Ertür, NATO airbase in Turkey to assume a central role in a possible war on Syria, Global Research, 3 November 2012, http://www.globalresearch.ca/nato-airbase-in-turkey-to-assume-a-central-role-in-a-possible-war-on-syria/5310474

▼94 Syria: US-NATO Sponsored Rebels break the Cease Fire, Global Research, 26 October 2012, http://www.globalresearch.ca/syria-us-nato-sponsored-rebels-break-the-cease-fire/5309787

 停戦を先に破棄した(というより端から守らなかった)のが「自由シリア軍」(FSA)の側であったことは、いくら強調しておいてもよいだろう。

▼95 Shamus Cooke, Western Powers Double Down on Syria's Destruction, Global Research, 1 October 2012, Global Research, October 01, 2012, http://www.globalresearch.ca/western-powers-double-down-on-syrias-destruction/5306684

▼96 Ben Fenton, Macmillan backed Syria assassination plot: Documents show White House and No 10 conspired over oil-fuelled invasion plan, The Guardian, 27 September 2003, http://www.guardian.co.uk/politics/2003/sep/27/uk.syria1

▼97 シリアの首都で爆弾攻撃、国防相ら死亡 アサド政権に打撃, AFP, 2012年07月19日, http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2890360/9264449

▼98 Michel Chossudovsky, Syria: Is the West Contemplating the Assassination of President Bashar Al Assad?, Global Research, 9 October 2012, Global Research, http://www.globalresearch.ca/syria-is-the-west-contemplating-the-assassination-of-president-bashar-al-assad/5307664

▼99 Enough!, NOW Lebanon, 20 October 2012, http://www.nowlebanon.com/NewsArticleDetails.aspx?ID=448572

▼100 Michel Chossudovsky, The War on Lebanon and the Battle for Oil, Global Research, 21 October 2012, http://www.globalresearch.ca/the-war-on-lebanon-and-the-battle-for-oil/2824

▼101 Niall Green, Lebanon bombings linked to war in Syria, Global Research, 22 October 2012, http://www.globalresearch.ca/lebanon-bombings-linked-to-war-in-syria/5309122

▼102 北沢洋子, ドイツの軍国主義, 世界の底流, 2009年8月2日, http://www.jca.apc.org/~kitazawa/undercurrent/2009/militarism_germany.htm

▼103 Benjamin Schett, Europe's Pro-War Leftists: Selling "Humanitarian Intervention", Global Research, 21 September 2012, http://www.globalresearch.ca/europes-pro-war-leftists-selling-humanitarian-intervention/5305583

▼104 例えば、「デモクラシー・ナウ!」はハンギョレ以上にアルジャジーラとズブズブで、シリアに関してもNATO側諸国の侵略を煽る犯罪的プロパガンダを続けている。「デモクラシー・ナウ!ジャパン」代表の中野真紀子は、アルジャジーラを「アラブ世界に福音をもたらした放送局」と絶賛し、NATOのリビア空爆によって数万人のリビア民衆が殺戮された後も、その評価を訂正していない。

 他方、その電子メールがウィキリークスに漏洩するような政府高官・大企業家の息がかかった「ストラトフォー」(Stratfor:米情報企業)は、シリア「反体制派」について(正しくも)次のように述べている。

 「〔シリア〕反体制派のより深刻な主張の大半は、ひどく誇張されているか、さもなくば真っ赤な嘘であることがすでに判明している。」

 「〔政府軍がホムスを包囲して、72時間以内に投降しなければ虐殺もやむなしとして、反体制派への転向者を脅したという――NATO側諸国メディアで喧伝された――反体制派の主張をめぐって〕虐殺の兆候は皆無であり・・・反乱軍は外国のリビア軍事侵攻を駆り立てた情勢を模倣すべく、あたかも虐殺が差し迫っているかのごとく演出することに色めき立っている。」

 「〔反体制派がほのめかす数々の「虐殺」はどれもありそうにない。なぜならアサド〕政権はまさにそうしたシナリオ・・・すなわち人道的な根拠に基づく介入を呼び込む恐れのあるシナリオを阻止するために、弾圧を抑制してきている〔からである〕。」

 William Blum, Syria, the story thus far, The Anti-Empire Report, 2 October 2012, http://killinghope.org/bblum6/aer109.html

▼105 Ilya Kharlamov, Syrian crisis: polarization of opinion, Voice of Russia, 27 Sep 2012, http://english.ruvr.ru/2012_09_27/Syrian-crisis-polarization-of-opinion/

▼106 日本政府は、トルコ軍によるシリア攻撃の後に発表した外務大臣談話において、「我が国は・・・引き続きトルコを含む国際社会と連携して,シリア政府への圧力を含め,外交努力を重ねる考えです」と述べている。

 シリア領内からトルコ領内への砲撃事件について, 外務省, 2012年10月4日, http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/24/dgk_1004.html

 オバマはシリア情勢をめぐってトルコのエルドアン首相と8月に電話会談を行った際、野球の大型バットを握り締めていた。この写真は(当たり前だが)トルコで大不評を被った。オバマの「ゴーサイン」は、しばしば嘘でしかない、その語り口ほど洗練されてはいなかったようである。

 President Obama speaks softly and carries a big baseball bat, Guardian, 6 August 2012, http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2012/aug/06/obama-baseball-bat-turkey

▼107 BBC Scrubs Video Of US Backed Syria Rebels Committing War Crimes, BBC NEWS, 23 August 2012, http://www.youtube.com/watch?v=A61RchMq9-c

▼108 Babak Dehghanpisheh, Syrian rebels execute unarmed government soldiers; dozens killed in fighting, Washington Post, 1 November 2012, http://www.washingtonpost.com/world/middle_east/syrian-rebels-reportedly-execute-unarmed-government-soldiers-more-than-two-dozen-others-killed-in-fighting/2012/11/01/460df3fa-2438-11e2-9313-3c7f59038d93_story.html

▼109 正確に言えば、「ワシントン・ポスト」は被害者を「非武装の政府軍兵士」としているが、撮影者は遺体に向けて「シャビーハ、アサドの犬」と罵っており(前掲「ワシントン・ポスト」記事に登場する二番目の動画の0:28-0:30)、被害者が政府軍兵士でないことを自ら明らかにしている。「シャビーハ」とは「アサド政権支持の民兵」を意味する言葉である(ということになっている)が、実際にはリビアの「黒人傭兵」と同様に、反乱軍が非武装・私服の民間人を殺戮し、かつそれを正当化するために被害者に負わせる便利なレッテルになっている。

 Tony Cartalucci, US-Backed Terrorists Mass Murder Unarmed Civilians in Syria, Land Destroyer Report, 2 November 2012, http://landdestroyer.blogspot.jp/2012/11/us-backed-terrorists-mass-murder.html

 この件については日本でも控えめに報道されている。

 シリア反体制派が要所制圧、政府軍兵士を「処刑」か, AFP, 2012年11月2日, http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2910376/9767193

▼110 Syrian Terrorists Involved in Illegal Human Organ Trade, Global Research, 16 October 2012, http://www.globalresearch.ca/syrian-terrorists-involved-in-illegal-human-organ-trade/5308534

▼111 Neil MacFarquhar and Michael R. Gordon, As Fighting Rages, Clinton Seeks New Syrian Opposition, The New York Times, 31 October 2012, http://www.nytimes.com/2012/11/01/world/middleeast/syrian-air-raids-increase-as-battle-for-strategic-areas-intensifies-rebels-say.html?_r=0

▼112 Stephen Gowans, Will Damascus Survive Washington's Latest Attempt to Impose a Puppet Government on Syria?, gowans.wordpress.com, 2 November 2012, http://gowans.wordpress.com/2012/11/02/will-damascus-survive-washingtons-latest-attempt-to-impose-a-puppet-government-on-syria/

▼113 Bill Van Auken, After the US Election, Syria War Threats Mount, World Socialist Web Site, 13 November 2012, http://www.wsws.org/articles/2012/nov2012/pers-n13.shtml

▼114 フランス、シリア国民連合を承認 武器供与の検討も, 2012年11月14日, AFP, http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2911851/9832648?ctm_campaign=txt_topics

▼115 国民評議会が議員倍増 シリア国内勢力を編入, MSN産経ニュース, 2012年11月6日, http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/mds12110614400002-n1.htm

▼116 Stephen Lendman, Israel Shells Syria and Gaza, Global Research, 13 November 2012, http://www.globalresearch.ca/israel-shells-syria-and-gaza/5311614

▼117 John Glaser, Obama Bombs Yemen Hours After Winning Reelection, Antiwar Blog,
7 November 2012, http://antiwar.com/blog/2012/11/07/obama-bombs-yemen-hours-after-winning-reelection/

▼118 Defiant Assad, CBC, 9 November 2012, http://www.cbc.ca/player/News/Politics/ID/2302716024/

▼119 Ken Stone, Waging an Illegal US-NATO Led War on Syria with the Endorsement of "International Criminal Law", Global Research, , 13 November 2012, http://www.globalresearch.ca/waging-an-illegal-us-nato-led-war-on-syria-with-the-endorsement-of-international-criminal-law/5311556

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