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zames_maki 社民党の今後は? URL 2009-09-15 (火) 18:15

ブログを読んだのでコメントしておきます。

>辻元氏は会談で「私は与党の暴走を許さない。数で押し切らない国対にしたい」と断言
辻元氏は選対として数に任せた強行採決をしないという宣言をしているようですね。これは大変よいことでしょう、民主中心連立与党は真摯に議論し、対立点を明確にした上で採決すべきです。あなたはここで倒錯と書いていますがそれは「よい事をするのは野党」という古い観念から抜け出せない為の間違いですね。おそらく将来野党自民党が国会でこれは強行採決だ、と言う時があると思いますが、その時貴殿の与野党行動への評価が楽しみです。


>(三党合意の)文言は、非核三原則の放棄-をもたらす結果にしかならない
貴殿の意見は世間に流布している誤った情報のためのまったくの間違いでしょう。非核三原則には公式か否かの差はあってもアメリカも合意するでしょう。なぜならアメリカにとってもその方がよいからです、同盟強化と核の傘の維持や核不拡散というアメリカの方針に沿うからです。また実情でも実際に18年前から米の核搭載艦は日本に寄港しておらず、今ではアメリカの軍事戦略から強いて寄港させることも難しい事が、田岡俊二氏と長島昭久氏の討論で確認されていました(2009年9月14日 BS11「本格討論FACE」にて)。
 この点では鳩山代表も勘違いしていたようです。安全保障関係の議論は新聞・テレビで一般に流布している言説と、実際の事態はかなり異なるように思えます。貴殿の社民党方針に対する誤解もそういうものが関係しているのではないですか?


>社民党は憲法を守れるか?
連立政権が憲法改正をめざさない以上、正面から憲法問題が議論に上がることはないでしょう。そしてインド洋での給油を中止し、アフガニスタン支援を民生で行えば、連立政権が憲法に触れる決定をする事は起きないでしょう。私の予想では最も懸念される問題はソマリア沖海賊対策に自衛隊を主体的に投入するか否か、であり今後これが連立政権のひとつの問題でしょう。しかしこれも正面から憲法違反とは言い難い。結論として連立政権が憲法問題でつまづくことはないと思いますよ。
 憲法を守るのは大事です。しかし「社民党は憲法を守れと与党内で異論をあげよ」というならそれは明らかに日本の大多数の民意と反していますし、無理に社民党を世論から離反させる独善的・近視眼的要求というべきでしょう。

来年の参議院選挙までの1年は社民党にとって勝負の年でしょう。連立に参加するのは責任ある護憲政党としてどれだけ実績をあげられるかの賭けでしょう。何にせよ議席増は難しいですが、護憲支持者としてもっと支持する形で見てもいいのではないですか?

m_debugger Re: 社民党の今後は? URL 2009-09-15 (火) 21:30

>zames_makiさん

ご丁寧なコメントありがとうございます。

エントリーを自分で再読してみましたが、確かに社民党を一方的に全否定しているかのような内容で、同党に期待を賭けている方々からすれば非常に心外な言い草だろうとは思います。
ただ、私は社民党を全否定しているわけではなく、むしろ個々の議員が良心的である(あった)ことを評価するからこそ、(おそらくその「良心」ゆえにも)「現実路線」に溶解を続ける同党に(たとえ苦渋の末にであれ)これ以上期待を賭けるわけにはいかないと考えています(例えば、1992年当時と現在における、自衛隊海外派兵に対する福島瑞穂のスタンスの変遷などを念頭に置いて)。

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もしかすると私の説明不足だったのかもしれませんが、ここでの論点は、「辻元氏は選対として数に任せた強行採決をしないという宣言をしている」ということではありません。
そうではなく、なぜ辻元氏は自身が与党でありながら「私は与党の暴走を許さない」と他人事のように言わなければならなかったのか、言い換えれば、どうして自身が実質的には与党でありつつ精神的には野党であるかのように(自他ともに対して)言い聞かせるような発言をしなければならなかったのか、それは後ろめたさによる倒錯した心理からではないか、ということを指摘したつもりでした。

その意味で「「よい事をするのは野党」という古い観念」は社民党にはあるかもしれませんが、既存政党はすべて「よりよい(植民地主義的あるいは帝国主義的)ナショナリズム」を競合しているだけではないかと思っている私自身にはご批判は当たらないと思います。
そもそも、あらゆる法案は日本人による強行採決でしかありませんし。

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私が言っていることは、三党連立政権合意書に非核三原則の遵守につながる内在的論理がないということであり、その限りでは米国の思惑や安全保障関係の「実際の事態」とは無関係です。
なお、米国政府にとっても歴代の日本政府にとっても、非核三原則なんて、あってもなくても基本的にはどうでもよいんじゃないでしょうか。
何といっても、「核密約」関連文書は外務省のトイレットペーパーになっていたくらいですから・・・まあこの程度の扱いかと。
http://www.asahi.com/politics/update/0711/TKY200907100424.html

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失礼ですが、ソマリア沖への自衛隊派兵を「正面から憲法違反とは言い難い」とされる護憲論は完全に破綻していると思います。
http://www.magazine9.jp/other/isezaki/

zames_makiさんと私では、おそらく「護憲」の定義がまったく違うのではないでしょうか。議論が噛み合わないとすれば、それが主な原因だと思うのですが・・・。

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Home > スポンサー広告 > 「唯一の被爆国」としての護憲論?

「唯一の被爆国」としての護憲論?

 昨日成立した三党連立政権合意についての雑感を。

(1) 三党連立政権合意に見る社民党の公明党化

 ネット上でもすでに指摘がなされているが、連立政権によって、社民党は自党の公明党化を加速させることになるだろう。簡単に言えば、

 「公明党って実は『平和の党』だったらしいよ」
 「へぇ~」

 という会話の「公明党」が、そう遠くない将来、「社民党」に任意に交換可能になるわけである。もっとも、社民党の公明党化は今に始まったことではない。天木直人氏が指摘するように、「始めから連立ありき」という挙党体制は、まさに「村山政権の誤りから脱却できない社民党の末路である」と言えるだろう。社民党は、外に向けては、「ずいぶんと丁寧に議論を重ねてきた」、「「産みの苦しみ」を経」たなどとして、連立の必要性を弁明しているが、それが相当な自己欺瞞によるものであるらしいことは、9月3日付の産経の記事などからも伺える。


 「与党の暴走を許さない」。民主党と連立協議を始めている社民党の辻元清美国対委員長が3日、新任あいさつに訪ねた公明党の漆原良夫国対委員長に対し、“与党内野党宣言”とも受け止められる発言をする一幕があった。

 辻元氏は会談で、いきなり「与野党が代わるが、私は与党の暴走を許さない。数で押し切らない国対にしたい」と断言。その後も「数で押し切られる辛さは身に染みている」などと繰り返す辻元氏の勢いに、漆原氏は困惑しきり。「ここ、記事にするように」と記者団に言うのがやっとの様子だった。


 産経新聞:「社民・辻元国対委員長「与党の横暴許さない」?」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090903-00000597-san-pol

 ・・・・・・そりゃ公明党も絶句するだろう、としか私も言いようがないが。それにしても、これほどの倒錯ぶりを見せられてしまうと、民主党よりむしろ社民党の方が危険なのではないかという恐怖すら湧いてくるのだが、つまらない気の迷いだろうか?明治期の自由党(左派)が、権力以上に過激な国権論者に転向して、朝鮮侵略の最先鋒に立った歴史が思い起こされる、などというのは、一言多いだろうか?まあ、社民党はもう与党にして権力そのものなのだから、これは私の取り越し苦労かもしれないが。


(2) 「唯一の被爆国」としての護憲論?

 ところで、三党連立政権合意書の外交(9)と憲法(10)は、何一つ評価できる項目が見当たらず、逆に驚くが、この際はわかりやすくてよいかもしれない。


 10.憲法

○ 唯一の被爆国として、日本国憲法の「平和主義」をはじめ「国民主権」「基本的人権の尊重」の三原則の遵守を確認するとともに、憲法の保障する諸権利の実現を第一とし、国民の生活再建に全力を挙げる。


 ・・・・・・もうこの人たちにとっては、憲法の理念とその実現よりも、日本は「唯一の被爆国」である!!!ジャパン・アズ・オンリーワン!!!という自意識(妄想)の方がはるかに重要なのだろうな、と思ってみたり。まあ、この文言は、非核三原則の遵守という社民党の要望に対する妥協案として、取ってつけられたものではあるのだろうけど、こういう被害者意識に自閉した度しがたい国民主義が、容易に妥協点になってしまうあたりに、護憲政党である(あった)社民党の、擁護しえない弱さが示されていると思う。

 ところで、「日本国憲法の「平和主義」をはじめ「国民主権」「基本的人権の尊重」の三原則の遵守を確認する」ことと、「唯一の被爆国として、日本国憲法の「平和主義」をはじめ「国民主権」「基本的人権の尊重」の三原則の遵守を確認する」ことは、実はまったく異なる意味を持つと理解しておく方がよいと思う。「唯一の被爆国」なる言説が、核をめぐる露骨なダブルスタンダードを正当化する内在的論理を構成している以上、この文言は、非核三原則の放棄と、北朝鮮に対する侵略的レイシズムの先鋭化、イラク・アフガニスタンなどにおける劣化ウラン弾被害の黙認をもたらす結果にしかならないし、現になっていないだろう。「唯一の被爆国」としての護憲論は、三党連立政権合意書がその典型であるような、極めて日本的なブラックユーモアであると言えるかもしれない。


 三党合意の最も重大で深刻なところは、この言葉によって日米同盟関係を認めたことだ。




 在日米軍はなくならない。基地なき沖縄は見果てぬ夢で終わる。何よりも米国の戦争に加担し続ける事になる。日本国民を米国の戦争に巻き込むことになる。社民党が党是としている憲法9条が踏みにじられ、否定され続けることになる。

 どうしてこの事が社民党にわからないのだろう。

 いや、わかっているに違いない。わかっているからこそ、「社民党は生活再建に全力を尽くす」と、成果を強調しているのだ。問題をそらせているのだ。福島社民党のあの暗いつくり笑いがそれを物語っている。


 天木直人のブログ:「日米軍事同盟を認めた三党合意」
 http://www.amakiblog.com/archives/2009/09/10/#001476


 9.自立した外交で、世界に貢献

○ 国際社会におけるわが国の役割を改めて認識し、主体的な国際貢献策を明らかにしつつ、世界の国々と協調しながら国際貢献を進めていく。個別的には、国連平和維持活動、災害時における国際協力活動、地球温暖化・生物多様性などの環境外交、貿易投資の自由化、感染症対策などで主体的役割を果たす。

○ 主体的な外交戦略を構築し、緊密で対等な日米同盟関係をつくる。日米協力の推進によって未来志向の関係を築くことで、より強固な相互の信頼を醸成しつつ、沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。

○ 中国、韓国をはじめ、アジア・太平洋地域の信頼関係と協力体制を確立し、東アジア共同体(仮称)の構築をめざす。

○ 国際的な協調体制のもと、北朝鮮による核兵器やミサイルの開発をやめさせ、拉致問題の解決に全力をあげる。
 
○ 包括的核実験禁止条約の早期発効、兵器用核分裂性物質生産禁止条約の早期実現に取り組み、核拡散防止条約再検討会議において主導的な役割を果たすなど、核軍縮・核兵器廃絶の先頭に立つ。 

○ テロの温床を除去するために、アフガニスタンの実態を踏まえた支援策を検討し、「貧困の根絶」と「国家の再建」に主体的役割を果たす。


 民主党:「三党連立政権合意書」
 http://www.dpj.or.jp/news/files/20090909goui.pdf

 他にもいろいろあるのだが、とりあえず今日のところは以上で。

Comments:2

zames_maki 社民党の今後は? URL 2009-09-15 (火) 18:15

ブログを読んだのでコメントしておきます。

>辻元氏は会談で「私は与党の暴走を許さない。数で押し切らない国対にしたい」と断言
辻元氏は選対として数に任せた強行採決をしないという宣言をしているようですね。これは大変よいことでしょう、民主中心連立与党は真摯に議論し、対立点を明確にした上で採決すべきです。あなたはここで倒錯と書いていますがそれは「よい事をするのは野党」という古い観念から抜け出せない為の間違いですね。おそらく将来野党自民党が国会でこれは強行採決だ、と言う時があると思いますが、その時貴殿の与野党行動への評価が楽しみです。


>(三党合意の)文言は、非核三原則の放棄-をもたらす結果にしかならない
貴殿の意見は世間に流布している誤った情報のためのまったくの間違いでしょう。非核三原則には公式か否かの差はあってもアメリカも合意するでしょう。なぜならアメリカにとってもその方がよいからです、同盟強化と核の傘の維持や核不拡散というアメリカの方針に沿うからです。また実情でも実際に18年前から米の核搭載艦は日本に寄港しておらず、今ではアメリカの軍事戦略から強いて寄港させることも難しい事が、田岡俊二氏と長島昭久氏の討論で確認されていました(2009年9月14日 BS11「本格討論FACE」にて)。
 この点では鳩山代表も勘違いしていたようです。安全保障関係の議論は新聞・テレビで一般に流布している言説と、実際の事態はかなり異なるように思えます。貴殿の社民党方針に対する誤解もそういうものが関係しているのではないですか?


>社民党は憲法を守れるか?
連立政権が憲法改正をめざさない以上、正面から憲法問題が議論に上がることはないでしょう。そしてインド洋での給油を中止し、アフガニスタン支援を民生で行えば、連立政権が憲法に触れる決定をする事は起きないでしょう。私の予想では最も懸念される問題はソマリア沖海賊対策に自衛隊を主体的に投入するか否か、であり今後これが連立政権のひとつの問題でしょう。しかしこれも正面から憲法違反とは言い難い。結論として連立政権が憲法問題でつまづくことはないと思いますよ。
 憲法を守るのは大事です。しかし「社民党は憲法を守れと与党内で異論をあげよ」というならそれは明らかに日本の大多数の民意と反していますし、無理に社民党を世論から離反させる独善的・近視眼的要求というべきでしょう。

来年の参議院選挙までの1年は社民党にとって勝負の年でしょう。連立に参加するのは責任ある護憲政党としてどれだけ実績をあげられるかの賭けでしょう。何にせよ議席増は難しいですが、護憲支持者としてもっと支持する形で見てもいいのではないですか?

m_debugger Re: 社民党の今後は? URL 2009-09-15 (火) 21:30

>zames_makiさん

ご丁寧なコメントありがとうございます。

エントリーを自分で再読してみましたが、確かに社民党を一方的に全否定しているかのような内容で、同党に期待を賭けている方々からすれば非常に心外な言い草だろうとは思います。
ただ、私は社民党を全否定しているわけではなく、むしろ個々の議員が良心的である(あった)ことを評価するからこそ、(おそらくその「良心」ゆえにも)「現実路線」に溶解を続ける同党に(たとえ苦渋の末にであれ)これ以上期待を賭けるわけにはいかないと考えています(例えば、1992年当時と現在における、自衛隊海外派兵に対する福島瑞穂のスタンスの変遷などを念頭に置いて)。

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もしかすると私の説明不足だったのかもしれませんが、ここでの論点は、「辻元氏は選対として数に任せた強行採決をしないという宣言をしている」ということではありません。
そうではなく、なぜ辻元氏は自身が与党でありながら「私は与党の暴走を許さない」と他人事のように言わなければならなかったのか、言い換えれば、どうして自身が実質的には与党でありつつ精神的には野党であるかのように(自他ともに対して)言い聞かせるような発言をしなければならなかったのか、それは後ろめたさによる倒錯した心理からではないか、ということを指摘したつもりでした。

その意味で「「よい事をするのは野党」という古い観念」は社民党にはあるかもしれませんが、既存政党はすべて「よりよい(植民地主義的あるいは帝国主義的)ナショナリズム」を競合しているだけではないかと思っている私自身にはご批判は当たらないと思います。
そもそも、あらゆる法案は日本人による強行採決でしかありませんし。

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私が言っていることは、三党連立政権合意書に非核三原則の遵守につながる内在的論理がないということであり、その限りでは米国の思惑や安全保障関係の「実際の事態」とは無関係です。
なお、米国政府にとっても歴代の日本政府にとっても、非核三原則なんて、あってもなくても基本的にはどうでもよいんじゃないでしょうか。
何といっても、「核密約」関連文書は外務省のトイレットペーパーになっていたくらいですから・・・まあこの程度の扱いかと。
http://www.asahi.com/politics/update/0711/TKY200907100424.html

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失礼ですが、ソマリア沖への自衛隊派兵を「正面から憲法違反とは言い難い」とされる護憲論は完全に破綻していると思います。
http://www.magazine9.jp/other/isezaki/

zames_makiさんと私では、おそらく「護憲」の定義がまったく違うのではないでしょうか。議論が噛み合わないとすれば、それが主な原因だと思うのですが・・・。

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