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翻訳記事:「AFRICOMによるスーダンでの密かな戦争」(キース・ハーモン・スノー)②

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■「AFRICOMによるスーダンでの密かな戦争」(キース・ハーモン・スノー)

【原文】
 Dissident Voice [2009/03/06]: "Africom’s Covert War in Sudan"
 http://dissidentvoice.org/2009/03/africoms-covert-war-in-sudan/


●戦争犯罪のポリティクス

 最初に明記しなければならないのは、今やICCはアメリカ帝国の外交政策の道具の一つと見なしうる――米国とその同盟国は、ICCによる人権侵害や戦争犯罪、人道に対する罪の告発および起訴さえも兵器として利用している――ということである〔訳注:直近の事例については、ブログ『私の闇の奥』の「リビアとハイチで何が見えるか(5)」などを参照〕。このことを理解するためには、すでに五人のアフリカ黒人「司令官」を逮捕し、またもや黒人でありアラブ人であるウマル・バシールを拘留して裁判にかけようとしているICCが、これらの罪やその他の罪で白人を一人も告発していないのはなぜなのかを考えてみるとよい。どうしていまだにジョージ・W・ブッシュが起訴されていないのか?ドナルド・ラムズフェルドはどうしたのだろう?ディック・チェイニーは?ヘンリー・キッシンジャーは?エフード・オルメルトは?トニー・ブレアは?ヴァディム・アルペリン〔訳注:前回記事参照〕は?ジョン・ブレデンカンプ〔訳注:「ムガベに取り憑いている白人吸血鬼」。『私の闇の奥』の「ジンバブエの脱構築(3)」を参照〕は?

 ICCがアル=バシールに対して七つの戦争犯罪〔訳注:正確には、(1)住民に対する故意の攻撃および(2)略奪が戦争犯罪で、(3)殺人、(4)殲滅、(5)住民の強制移送、(6)拷問、(7)強姦が人道に対する罪〕の容疑を言い渡したニュース――欧米のメディアがこぞって米国のリビングルームに終日流し続けたストーリー――に続いて間もなく、アル=バシール大統領は、純粋に「人道的な」組織であるという装いでダールフールに展開していた国際NGO10団体に対して退去命令を出した。

 英語メディアがまったく報じていないのは、米国がスーダンとその資源――石油、銅、金、ウラン、さらに(コカ・コーラやペプシ、ベンアンドジェリーズアイスクリームに欠かせない)砂糖とアラビアガムを栽培するための肥沃な農地――の支配を目論む現在進行形の戦争を一段と深化させたということである。この戦争は、ダールフールを舞台として、いわゆる「人道的な」NGOと、戦争請負会社、「平和維持」活動、そして米国とその親密な同盟者が支援する密かな軍事作戦を通じて繰り広げられている。

 もっとも、スーダンを狙う米国の戦争は、常に「人道的な」――中立的であると目され、無辜の人々の生命を守ること以外には関心がないということになっている――活動を中心に展開されており、それが密かに行われる不安定化作戦と介入を隠蔽するのにしばしば役立っている。

 バラク・オバマ政権が、共和党と民主党の双方にとって積年の軍事課題であったスーダン支配のための戦争を深化させ始めたことを、米国人は認識しなければならない。〔訳注:米国による〕現在のスーダンの不安定化は、1990年10月から1994年7月にかけてルワンダで実行された、違法かつ密かな――同様にウガンダから始まりウガンダの支援を受けた――ゲリラ戦争に酷似している〔訳注:『私の闇の奥』の「ルワンダの霧が晴れ始めた(6)」を参照〕。ポール・カガメ少将率いるルワンダ国防軍(当時の呼称はルワンダ愛国戦線)は、その軍事作戦を通じて、ルワンダでクーデターを実現するという米国の目的を果たし、カガメ大統領はそれ以来、スーダン・ダールフールで進行中の密かな戦争においても、鍵を握る人物となっている。

 ジョージ・W・ブッシュ政権時代、米政府はスーダン政府の情報機関と接触していた。一方、米国の政治的・企業的諸勢力は、スーダン政府の行為をジェノサイドとして認定するよう圧力をかけていた。オバマ政権になり、クリントン政権下でルワンダ、ウガンダ、コンゴ、スーダンでの密かな戦争に関与していた当時の高官らが政権中枢に舞い戻った現在、スーダン政府を「テロリスト」のアラブ政権として、また米国の支配下にある金融システムのアウトサイダーとして表象し、不安定化させるキャンペーンは、ますます強化されている。以前のキャンペーンの中には、クリントン政権による国際戦争犯罪であり、現オバマ政権の高官が関与した、スーダンのアッシファー製薬工場に対する米国のミサイル攻撃(1998年)などのあからさまな軍事行動が含まれていた。

 スーダンの支配を狙う複雑な地政学的紛争は、ダールフールをめぐる危機的な戦争を通じて明るみに出ているが、そこには、これまたコンゴと北ウガンダにおける戦争に関わっており、ハルトゥームの支援を受けている「神の抵抗軍」(Lord’s Resistance Army)のような諸勢力も関与している。チャドやエリトリア、エチオピア、ドイツ、中央アフリカ共和国、リビア、フランス、イスラエル、中国、台湾、南アフリカ、ルワンダの関与もある。チャドとウガンダ、エチオピア、ケニアの前線地帯には米特殊部隊の地上軍が駐屯している。ここに大きな疑問が生じる。(1)殺害された人々のうち、何人の死が米国の下請軍によるものであり、アル=バシールとスーダン政府に帰せられるものなのだろうか?(2)誰が反乱軍に資金を与え、訓練を施しているのだろうか?


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