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続・裁判員制度という牢獄――「市民の健全な常識」なるレイシズム

 外国人が被告の裁判員裁判はこんなのばっかり。


◆言葉の壁は?

 被告が外国人で、通訳を介しての裁判だった。裁判員2番の女性は「日本特有の言い回しがある。伝わっているのか、質問を聞いていて歯がゆいところがあった」。裁判員6番の男性は「通訳が正しく伝えているのか私たちには判断できない。もう一人通訳を付けて間違いないことを保証すべきだ」。裁判員3番の30代の男性も「被告人の反省の色がよくわからない」と違和感を口にした。


 毎日新聞 [2009/10/01]:「裁判員裁判:罪の重さを認識 覚せい剤、「判断限界」の異論も--判決 /千葉」
 http://mainichi.jp/area/chiba/news/20091001ddlk12040262000c.html

 もう心の底からうんざりするのだが、この人たちはどうして逆の可能性に思い至らないのか?どうして、「日本語特有の言い回し」が中国語(北京語)やタガログ語に翻訳できないのではないかと異口同音に主張するばかりで、それらの言語「特有の言い回し」が日本語に翻訳することで伝わり切らなくなる危惧を誰も口にしないのか?「下位」の言語である北京語やタガログ語から「上位」の言語である日本語への翻訳は問題ないが、その逆はできないとでも思っているなら、その言語学的根拠を一つでも挙げてみればどうか?それとも、被告の言語「特有の言い回し」を「通訳が正しく伝えているのか」否かはどうでもよくて、ただ自分たちの質問の行方にしか興味がないのか?どちらにしても、それをレイシズムと言うのだが。

 通訳を介しての裁判では「被告人の反省の色がよくわからない」という感想も論外である。これが「市民の健全な常識」だとすれば、日本語能力の水準が判決にリアルに影響することになる。被告が自分の主張を自分の言語で訴える権利は、もう守られなくなるわけだ(一方では、被告に対して「日本語で訴えさえすれば罪が軽くなると思っているのか」というバッシングも起こるだろう)。

 今回の裁判の被告は台湾籍ということなので、北京語が母語でない可能性も高いと思う(台湾の北京語も、大陸の北京語とは語彙や発音が異なる部分があり、台湾の北京語「特有の言い回し」もある)。こうした言語事情をまったく省みることなく、「言葉の壁」うんぬんを「憂慮」してみせる、「善意」のマスコミと裁判員たちのレイシズムは、もはや末期的な段階にあると思う。

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