【11/7 追記】一部加筆・修正しました。
『週刊金曜日』の編集者とライター、読者などの関係者有志が、「週刊金曜日をよくする会」を結成し、一部のライターが『金曜日』の取材活動のボイコットを始めたそうだ。
今回、『金曜日』の取材活動のボイコットに踏み切ったのは、『セブン-イレブンの真実―鈴木敏文帝国の闇』の著者の角田裕育氏である。私は角田氏の記事はほとんど読んだことがないが、角田氏は『金曜日』の他にも『週刊現代』、『サイゾー』、『紙の爆弾』、『テーミス』といった雑誌にも寄稿している。もちろん角田氏はそれらの雑誌ではボイコットをしていない。
以下にZEDさんから教えていただいた角田氏の文章を紹介する(強調は引用者による。以下同様)。驚くべきことに、『金曜日』編集部は、「ライターや編集者から預かった取材対象者の名刺を基に定期購読を呼びかける営業活動を行い、ライターを中心に現場は大混乱し」ているそうなのである。
「信なくば立たず!」角田裕育のR・Lジャーナル:「週刊金曜日をよくする会を発足しました」
http://blog.livedoor.jp/abudala777/archives/51321191.html
「信なくば立たず!」角田裕育のR・Lジャーナル:「『週刊金曜日』編集部にボイコット宣言」
http://blog.livedoor.jp/abudala777/archives/51320616.html
それにしても、取材対象者に営業活動を仕掛けるとは、『金曜日』はよほど自滅願望が強いらしい。この分では、他誌で『金曜日』編集部の内情を暴露する記事が出るのも、おそらく時間の問題だろうと思うが、そのとき『金曜日』がどう釈明するかは見ものである。思うに、<佐藤優現象>への批判を(同業者たる)メディア(関係者)の沈黙の共謀によって乗り切ってきた(と思い込んでいる)『金曜日』は、こうした批判に対して逆ギレ以外の反応をすることすらできなくなっているのではないだろうか。
というか、角田氏は、遅くとも10月24日以前の時点で、「当分の間、執筆・情報協力を一切ボイコットをする旨、『週刊金曜日』編集部に伝え」ているとのことなので、それからすでに2週間近く経つわけである。角田氏自身も、その後、「私の告発は逆恨みだと編集部は思うかもしれません」「私は北村肇編集長はじめ編集部の寝首を掻くような真似をした」と書いており、編集部が何らかの返答をしたということは伺えない。どうも編集部はすでに逆ギレしているのかもしれない。
<佐藤優現象>への批判とは異なり、この件について他誌が黙殺を決め込むとは考えにくいが、仮に他誌が『金曜日』批判を行った場合、『金曜日』は自己正当化の釈明と当該雑誌への批判もしくは誹謗中傷記事を掲載することで対応しようとするのではないか。こうした予想が私の個人的な偏見にすぎないとは言えないほど、いまや『金曜日』はブラックジャーナリズムと化していると思う。「週刊金曜日をよくする会」の人々が<佐藤優現象>をどのように考えているかはわからないが、『金曜日』編集部の「末期症状」は、<佐藤優現象>を推進してきた論理的・倫理的腐敗の当然の帰結であると思う。『金曜日』のXデーは意外と間近に迫っているのかもしれない。
『週刊金曜日』の編集者とライター、読者などの関係者有志が、「週刊金曜日をよくする会」を結成し、一部のライターが『金曜日』の取材活動のボイコットを始めたそうだ。
今回、『金曜日』の取材活動のボイコットに踏み切ったのは、『セブン-イレブンの真実―鈴木敏文帝国の闇』の著者の角田裕育氏である。私は角田氏の記事はほとんど読んだことがないが、角田氏は『金曜日』の他にも『週刊現代』、『サイゾー』、『紙の爆弾』、『テーミス』といった雑誌にも寄稿している。もちろん角田氏はそれらの雑誌ではボイコットをしていない。
以下にZEDさんから教えていただいた角田氏の文章を紹介する(強調は引用者による。以下同様)。驚くべきことに、『金曜日』編集部は、「ライターや編集者から預かった取材対象者の名刺を基に定期購読を呼びかける営業活動を行い、ライターを中心に現場は大混乱し」ているそうなのである。
実を言うと、かなり以前からライターと『週刊金曜日』編集部の関係について摩擦・軋轢が絶えないので某月刊誌が「『週刊金曜日』の編集部の内情を暴露しよう」という企画提案がありました。しかしその際私は、
「そのように徒に事を荒立てるようなことはするべきではない」
と止めてきたのです。
しかし、例の「取材対象者への電話勧誘による営業活動」を『週刊金曜日』業務部が行い始めた時点で、考えが変わりました。
それに、その営業活動が始まった頃からそれまで憤懣山積だったライターの怒りは爆発し始め、ライター同士の会合等では『週刊金曜日』への批判が絶えなくなりました。また、良心的な編集者が、
「営業活動に使用されるなら、取材対象者の名刺を提示出来ません」
と上司に言うと、
「会社が苦境に陥っているのに、お前は協力しないのか!?」
という趣旨のことを言われたそうです。
「信なくば立たず!」角田裕育のR・Lジャーナル:「週刊金曜日をよくする会を発足しました」
http://blog.livedoor.jp/abudala777/archives/51321191.html
大体、取材対象者の名刺を参考に営業活動を行うなど目茶苦茶です。この話を他誌の編集者にすると、
「末期症状でしょう」
と呆れてました。
常連寄稿者の一人は、
「『週刊金曜日』が立ち直るのはもう無理じゃねえかな」
と言っています。いや、一人じゃ無いんですが。今や水面下で『週刊金曜日』に対し多くのライター・一部編集者と言った現場サイドの怒りは爆発しています。また、古株の定期購読者も紙面の混迷に愛想を尽かし始めています。
陰口ばかり言っていても仕方ないと判断し、この事実を公にすることを決意しました。
一つ言っておくと、こういう事態にまでなったのは大変残念です。
『週刊金曜日』という媒体の存在理由は強く認めるからです。しかし、株式会社である以上、市場原理に晒されるのは仕方がないし、NPO法人機関紙以下とも言われる編集体制の官僚的硬直化はどうしようもありません。
最近、ある金曜日の管理職編集者(この人とは親しい)に現状を聴くと、
「順調に部数を減らしてます」
という回答でした。典型的な中小企業の末期症状に思えます。
「信なくば立たず!」角田裕育のR・Lジャーナル:「『週刊金曜日』編集部にボイコット宣言」
http://blog.livedoor.jp/abudala777/archives/51320616.html
それにしても、取材対象者に営業活動を仕掛けるとは、『金曜日』はよほど自滅願望が強いらしい。この分では、他誌で『金曜日』編集部の内情を暴露する記事が出るのも、おそらく時間の問題だろうと思うが、そのとき『金曜日』がどう釈明するかは見ものである。思うに、<佐藤優現象>への批判を(同業者たる)メディア(関係者)の沈黙の共謀によって乗り切ってきた(と思い込んでいる)『金曜日』は、こうした批判に対して逆ギレ以外の反応をすることすらできなくなっているのではないだろうか。
というか、角田氏は、遅くとも10月24日以前の時点で、「当分の間、執筆・情報協力を一切ボイコットをする旨、『週刊金曜日』編集部に伝え」ているとのことなので、それからすでに2週間近く経つわけである。角田氏自身も、その後、「私の告発は逆恨みだと編集部は思うかもしれません」「私は北村肇編集長はじめ編集部の寝首を掻くような真似をした」と書いており、編集部が何らかの返答をしたということは伺えない。どうも編集部はすでに逆ギレしているのかもしれない。
<佐藤優現象>への批判とは異なり、この件について他誌が黙殺を決め込むとは考えにくいが、仮に他誌が『金曜日』批判を行った場合、『金曜日』は自己正当化の釈明と当該雑誌への批判もしくは誹謗中傷記事を掲載することで対応しようとするのではないか。こうした予想が私の個人的な偏見にすぎないとは言えないほど、いまや『金曜日』はブラックジャーナリズムと化していると思う。「週刊金曜日をよくする会」の人々が<佐藤優現象>をどのように考えているかはわからないが、『金曜日』編集部の「末期症状」は、<佐藤優現象>を推進してきた論理的・倫理的腐敗の当然の帰結であると思う。『金曜日』のXデーは意外と間近に迫っているのかもしれない。
コメント
どうも、はじめまして。
「週刊金曜日」が、名護市長選の基地反対明確派の候補者を、虚偽の事実をもって中傷したとのことです。下記をご覧ください。
http://miyagi.no-blog.jp/nago/2009/11/post.html
基地の国外・県外移転を求める県民を馬鹿にしてると思い、収まりません。
でわ。
「週刊金曜日」が、名護市長選の基地反対明確派の候補者を、虚偽の事実をもって中傷したとのことです。下記をご覧ください。
http://miyagi.no-blog.jp/nago/2009/11/post.html
基地の国外・県外移転を求める県民を馬鹿にしてると思い、収まりません。
でわ。
>buhiさん
大変重要な情報をありがとうございます。
nagonaguさんの記事拝見しました。
『金曜日』の最新号はまだ読めていないのですが、あまりにもひどすぎますね。
>「ルポによってタブーに挑戦する」(佐高信)という『週刊金曜日』の目指す方向は、トンデモ陰謀論への接近でしかないようだ。
9.11陰謀論を編集部が打ち出してきた時点で、同誌のカルト化は避けられないと思っていましたが、わざわざ「ルポの時代」という特集を組んでまで、「自作自演」の記事を掲載してくるとは、何というかまあ絶句しますね。
大変重要な情報をありがとうございます。
nagonaguさんの記事拝見しました。
『金曜日』の最新号はまだ読めていないのですが、あまりにもひどすぎますね。
>「ルポによってタブーに挑戦する」(佐高信)という『週刊金曜日』の目指す方向は、トンデモ陰謀論への接近でしかないようだ。
9.11陰謀論を編集部が打ち出してきた時点で、同誌のカルト化は避けられないと思っていましたが、わざわざ「ルポの時代」という特集を組んでまで、「自作自演」の記事を掲載してくるとは、何というかまあ絶句しますね。
2009/11/11(水) 00:45:39 | URL | m_debugger #- [ 編集 ]
http://b.hatena.ne.jp/entry/miyagi.no-blog.jp/nago/2009/11/post.html
「kinyobi 徒労感が募る・・・ 2009/11/11」
↑
このkinyobi 氏って、
人体の不思議展ブログ(閉鎖)主の
金曜日社員でしょう?
「kinyobi 徒労感が募る・・・ 2009/11/11」
↑
このkinyobi 氏って、
人体の不思議展ブログ(閉鎖)主の
金曜日社員でしょう?
2009/11/12(木) 02:58:20 | URL | #L52t0waA [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
「人体の不思議展ブログ」は閉鎖されたのですね。知りませんでした。
例の記事は『金曜日』が「お詫びと訂正」を出しましたね。
>【お詫びと訂正】
本文中「比嘉靖氏の選対本部長が比嘉鉄也元市長」としましたが、比嘉鉄也元市長(名桜大学理事長)は島袋吉和市長の選対本部長の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=864
ここでは、匿名の情報提供者(「名護市関係者」)の事実認識が誤っていたことを謝罪しているだけで、事実に反する情報を記事にした天城慶氏自身の責任も、さらにそうした記事を掲載した『金曜日』の責任も、不問に付されていると思います。
とすれば、「お詫びと訂正」が今後の防止策に生かされることもなく、この程度の水準の記事は今後も『金曜日』に掲載されるでしょうね(過去にも掲載されていたと思いますが)。
「人体の不思議展ブログ」は閉鎖されたのですね。知りませんでした。
例の記事は『金曜日』が「お詫びと訂正」を出しましたね。
>【お詫びと訂正】
本文中「比嘉靖氏の選対本部長が比嘉鉄也元市長」としましたが、比嘉鉄也元市長(名桜大学理事長)は島袋吉和市長の選対本部長の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=864
ここでは、匿名の情報提供者(「名護市関係者」)の事実認識が誤っていたことを謝罪しているだけで、事実に反する情報を記事にした天城慶氏自身の責任も、さらにそうした記事を掲載した『金曜日』の責任も、不問に付されていると思います。
とすれば、「お詫びと訂正」が今後の防止策に生かされることもなく、この程度の水準の記事は今後も『金曜日』に掲載されるでしょうね(過去にも掲載されていたと思いますが)。
2009/11/12(木) 20:24:50 | URL | m_debugger #- [ 編集 ]
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