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CNU:Counter Nationalist Unit 《祝》お引っ越し! URL 2009-08-26 (水) 23:55

おぉぉ、既に書き溜めておられたのですね。

僕はこれからも貴方を追っかけて行きますよ!
m9( ^∀゜)<ヨロシク♪

m_debugger Re: 《祝》お引っ越し! URL 2009-08-27 (木) 17:53

ありがとうございます。
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64年目の8.15 (3)

■目次
(1) はじめに
(2) 「平和国家」日本が欲する「第二の靖国」(読売)
(3) 「戦争のリアリティー」を語る立場の占領(朝日)
(4) 戦後責任から「エコ」への逃走(毎日)
(5) 日本人戦没者への「戦後責任」としての改憲(日経・産経)
(6) 日本人は誰に対して憲法9条を負っているのか(東京)
(7) おわりに

(4) 戦後責任から「エコ」への逃走(毎日)

 毎日新聞:「終戦記念日に際して 「打たれ強い日本」に 低エネルギー化急げ」
 http://blog.goo.ne.jp/freddie19/e/0a2bbe6120a5a60828af249d08f57cbf

(4-1) 戦後責任から「エコ」への逃走

 次は、毎日新聞の社説を取り上げる。「「打たれ強い日本」に 低エネルギー化急げ」というタイトルを見ればわかるように、一言でまとめれば、「エコ」を口実に戦後責任から逃走する、斬新さとスルー力を兼ね備えた記事だと言える。どこまで狙っているのか知らないが、毎日はすっかり別の世界に行ってしまったようである。これは、単に経営難でおかしくなっている、というレベルをはるかに超えていると思う。

 始めに断っておくが、私は、環境問題が重要ではない、などというつもりは、まったくない。むしろ、「エネルギー消費が効率的で少ない「グリーンな軍隊」ほど「強い」」などとして、「エコ」による安全保障を掲げる毎日の荒唐無稽ぶりは、環境平和学によってこそ批判されるべきだとも思う。確かなことは、毎日が脱軍事化を一向に志向していないこと、そして、環境問題を「グローバルな危機」として捉える(これ自体は間違っていない)ことで、「先進国」と「途上国」を同列化し、前者の責任を免罪しようとしていることである。戦後責任だけでなく、「先進国」としての責任からも遁走しているわけである。

 何より、8.15の社説で「「打たれ強い日本」に 低エネルギー化急げ」はないだろう。どう好意的に解釈しても神経が鈍すぎる。オウムが地下鉄サリン事件を記念して、「「打たれ強いオウム」に もったいない化急げ」という機関紙を発行するよりひどい。毎日が主張する「低エネルギー化」にしても、結局は「国益」論的戦略なのだから、「対テロ戦争」を推進する立場に行き着かざるを得ないだろう。

 それでは具体的に見ていくことにする(強調は引用者による。以下同様)。


終戦記念日の主張として、日本を低エネルギー消費の国にしようというのは、やや奇異に映るかもしれない。しかし、日本の平和と安全にとってぜひ必要なことだ。

 気候変動の脅威とエネルギー需給の不確実性、さらには食料問題。こうしたグローバルな脅威を完全に遮断することはできないが、少なくとも低エネルギー社会化で「打たれ強い国」にすることはできる。それはまた、グローバルな危機に脅かされている途上国に対する、何よりの支援ともなるだろう。


 ・・・・・・「やや奇異に映る」どころか、「気候変動の脅威とエネルギー需給の不確実性、さらには食料問題」を「グローバルな脅威」という言葉で括り、それを日本が「低エネルギー化」によって「遮断」することが、「グローバルな危機に脅かされている途上国に対する、何よりの支援ともなる」という主張は、さっぱり意味がわからない。

 だいたい世界の二酸化炭素排出量の国別割合を見ても、G8(米国、ロシア、日本、ドイツ、イギリス、カナダ、イタリア、フランス)だけで世界の4割を占めているし、特に日本はエネルギー自給率が6.6%食料自給率が41%しかない。「途上国」を脅かしているのは、端的に「グローバルな脅威」を生み出している日本のような「先進国」なのであり、その日本が自国の「平和と安全」――その象徴が軍隊の「グリーン化」――を求めて自己保身を図ろうとするからといって、どうして「途上国」がそれを「何よりの支援」であると思えるというのか。まるで、朝鮮の自主的な近代化をことごとく叩き潰しておきながら、「日本が朝鮮の近代化を助けた」などと言っているレイシストのようなメンタリティである。


(4-2) 「エコ」による安全保障――植民地主義の別名――


 実のところ、エネルギー消費が効率的で少ない「グリーンな軍隊」ほど「強い」のだ。英国防省が昨年12月公表した「気候変動戦略」は、その思想を強く打ち出している。気候変動の脅威に即応するには兵器の省エネが不可欠という主張だ。石油がぶ飲みの軍隊は継戦能力に欠ける。米軍は「ハイブリッド戦車」さえ研究している。


 ・・・・・・だから日本も「電気戦車」やら「太陽電池戦闘機」やらを開発するべきだとでも言うのだろうか。そのうち「原子力空母」や「核の傘」までもが「エコ」だという話になりそうである(もうなってたりして)。いったい毎日はどこまで壊れていくのだろうか。


 世界の人口は現状の65億人から90億人に向かいつつあり、食料危機を想定する国が増えている。昨年、農産物の輸出禁止をする国が相次いだが、現在もインドなど多くの国が輸出を禁止している。

 今春、マダガスカルでクーデターが発生したのは、ひとつには外国企業が農地を囲い込んだことへの反発だった。途上国の農地を買い占め、自分だけ食料を確保しようとする国が後を絶たない。石油、水、食料をめぐる一触即発の危機が世界各地でふくらんでいる。


 「農産物の輸出禁止をする国が相次いだ」「途上国の農地を買い占め、自分だけ食料を確保しようとする国が後を絶たない」とは、ずいぶん他人行儀な言いようである。昨年のWTOのドーハラウンドが決裂した際には、各紙とも一斉に、「途上国」の「資源ナショナリズム」を批判し、「途上国」に「自由貿易」を強制するよう訴えていたではないか。「途上国の農地を買い占め、自分だけ食料を確保しようとする国」として社説子が念頭においているのは、おそらく「中東産油国と中国」だと思うが、そうした国々から大量に石油と食料を買い込んでいる日本の責任はどこに行っているのか。しかも、日本のような「先進国」は、「途上国」の農地を直接囲い込むまでもなく、WTOやG8サミットによって公式・非公式に、「途上国」の政治経済を囲い込んでいるのである。


 東京財団が「化石燃料を使わない社会」をシミュレーションした。原子力、水力などは現状維持で、自然エネルギーを最大限利用したとして、1960年代の1次エネルギーの消費量になるという。ひどく貧しい時代だった気がする一方で、いま失われたある種の豊かさがあったような気もする。


 原子力が現状維持なところがすごいな。「打たれ強い日本」どころか大地震一発で壊滅するんじゃないのか。


 ひとつはっきりしているのは、これが「地方の自立」に深くかかわる問題だということだ。なぜなら、低エネルギー社会は食料のみならずエネルギーも地産地消でなければ成立しないからだ。地方が「浪費と無縁の豊かさ」を競い合う分散型社会に日本は変わっていくだろう。


 地産地消なら全国紙もいらないだろう。もっとも、今日の「浪費」の原因が「自立」できない地方にあるとでも言いたげな、傲慢な社説をぶつ全国紙が、地方でそれほど必要とされるとも思えないが。原発を受け入れ(させ)る自治体への交付金をモデルとして作られた、米軍再編推進法に露骨に見られるように、日本は、国内においては地方を中央に従属させ、国外においては「途上国」を自国に隷属させている。こうした格差を日本人が政治的に容認している限り、「エコ」による安全保障は、せいぜい植民地主義の別名の一つにすぎないだろう。

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CNU:Counter Nationalist Unit 《祝》お引っ越し! URL 2009-08-26 (水) 23:55

おぉぉ、既に書き溜めておられたのですね。

僕はこれからも貴方を追っかけて行きますよ!
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m_debugger Re: 《祝》お引っ越し! URL 2009-08-27 (木) 17:53

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