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electric_heel URL 2010-02-08 (月) 01:12

こんばんは、

ハイチPKOも、アフガン派兵も、全ては米国がもたらす朝鮮有事の際の、日本軍復活のシュミレーションですよね。
朝鮮半島有事ともなれば、日本軍にとって聖戦として、躊躇無く敵を殺害するということでしょう。

m_debugger URL 2010-02-09 (火) 20:54

>electric_heelさん

こんばんは。

このエントリーを上げてから、2/5号の『週刊金曜日』を立ち読みしたところ、伊藤千尋が連載記事(「国際時転」)で、ハイチ人は「愚民」で「理性がない」と書いていました(本当にそう書いていました)。
『金曜日』はとっくの昔に行くところまで行ってしまった、と勝手に思い込んでいたので、ナイーブな自分を恥じるばかりです。
これほど強靭な差別への意志があれば、「朝鮮有事」への軍事介入を正当化することも難しくはないでしょうね。というか、順序としては、日本(人)の場合は、朝鮮への固有の差別意識が他者(他国民・他民族)への蔑視一般につながっているのだと思いますが。

添え状 URL 2014-07-07 (月) 11:10

とても魅力的な記事でした。
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Home > スポンサー広告 > ハイチPKO参加はアフガン派兵の前哨戦

ハイチPKO参加はアフガン派兵の前哨戦

 昨日ハイチのPKOに陸上自衛隊が派兵された。現在ハイチは米国の文字通り軍事占領下にある。日本でも連日報道されている、受刑者の脱獄や市民による支援物資の「略奪」といった、「治安の悪化」に便乗して、米国はハイチ政府に圧力をかけて、国内の治安維持を米国に一任する緊急法案を成立させており、米軍は「侵略戦争さながらの空母カールビンソンまで派遣し、沖からハイチ情勢を伺っている」という。

 ハイチへの自衛隊派兵について、左派はすっかり沈黙を決め込んでいるらしく、共産党や超少数の護憲派団体(▼1)やブロガーだけが、異議申し立てをしている状況である。沈黙しているだけならまだマシな方で、中には、「ハイチ大地震被災者支援全国カンパ運動」と称して、国連の軍事部門にも流れかねない(と文面を読む限り解釈できる)「カンパ」を募っている「護憲政党」や、「米国に復興利権を掠め取られるな」として、民主党政権の帝国主義外交の「未熟」さを嘆いている、左派系(ということになぜかなっている)ブロガーまでいたりする始末である。

 ひたすら沈黙を決め込んでいる大多数の左派にしても、まさか本気で自衛隊が「人道援助」に専念するとは思っていないだろう。昨日出発した先遣隊が「対テロ戦争」部隊であることは、各紙の報道からも明らかだし、ハイチに対する米国の(軍事)介入の歴史を多少なりとも知っていれば、今回の自衛隊派兵の主要な目的が、地震にかこつけた米国のハイチ再占領への協力にあることは、誤解の余地がないように思う。まずは、2月5日付の朝日の記事を引用する(強調は引用者による。以下同様)。


 鳩山内閣は5日の安全保障会議(議長・鳩山由紀夫首相)と閣議で、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、大地震で甚大な被害を受けたハイチのPKOに、陸上自衛隊の施設部隊350人と司令部要員2人を派遣する実施計画を決定した。活動期間は撤収も見込んで11月末までの約10カ月間。PKOへの施設部隊の派遣は、2002年の東ティモール以来、8年ぶりとなる。

 実施計画の決定を受け、北沢俊美防衛相は5日、自衛隊に派遣命令を出した。先遣隊として、国際平和協力活動やテロへの即応を目的に編成された陸自中央即応連隊(宇都宮駐屯地)中心に約160人が6日、出発し、8日(日本時間)に現地入りの予定。13日にさらに40人が出発し、計200人で宿営地造成、がれき除去などにあたる。

 本格的な復興支援にあたる2次隊は陸自北部方面隊の第5旅団(北海道帯広市)を中心に編成し、2月下旬にも派遣する。2次隊が活動を開始すれば、先遣隊は帰国する。


 朝日新聞:「ハイチPKOに自衛隊350人が10カ月 6日先遣隊」
 http://www.asahi.com/politics/update/0205/TKY201002050454.html

 続いて「超少数の護憲団体」のブログより。


 そもそも米国は、2004年2月、ハイチの政情不安に乗じてハイチ情勢に介入し、米軍を侵攻させてきた経緯がある。今回も米がハイチにいち早く大規模な軍隊を派兵したのは、「反米国家」ベネズエラとキューバをにらむ絶好の地理的条件にあるからに他ならない。ハイチの治安の悪化を阻止し、巨大な米軍の支配下におくことは、米国にとっての死活の利害なのである。北沢防衛相は26日の記者会見で、「(ハイチは)米国の玄関口みたいなところなので、米国世論も非常にいい感じで受け止めている」と述べた。この言葉こそ、まさに米国の政治的利害が絡むハイチに自衛隊を派遣し治安維持に関わりたいという意図を露骨に表明したものである。


 リブ・イン・ピース☆9+25ブログ:「ハイチへの自衛隊PKO派遣をやめよ!」
 http://www.liveinpeace925.com/latin_america/haiti_quake100126.htm

 ハイチ(に対する米国の内政干渉)の歴史については、以下のブログを参照していただきたい。そもそも、これが自公政権下での派兵であれば、さすがの左派もここまでのヘタレ感をさらけ出してはいなかっただろう。つくづく破廉恥なダブルスタンダードぶりである。

 私の闇の奥:「ハイチは我々にとって何か?(1)」
 http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2010/02/post_bd2d.html

 スーパーゲームズワークショップエンターテイメント:「ハイチの災害は人災」
 http://sgwse.dou-jin.com/Entry/19/

 益岡賢のページ:「ラテン・アメリカ/カリブ」
 http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/places.html#americas

 ところで、私は、ハイチPKOへの自衛隊の参加は、民主党政権にとって、アフガン派兵の前哨戦として位置づけられているのではないかと思う。アフガニスタンでの「対テロ戦争」への参加も、今回のハイチPKOのように、「破綻国家」への「人道的介入」という論理で正当化されるのではないか。実際、「左派」内部においても、こうした落としどころが着々と準備されており、伊勢崎賢治などがその代表的イデオローグになっている。


 昨日も、伊勢崎さんの話を聞いたという方から、私の職場に電話がかかってきた。何か手助けしたい、伊勢崎構想を支援する市民運動みたいなものは、どこかに存在しないのかと。

 まあ、そんなものは、まだない。それどころか、構想が動き始めたら、非武装自衛隊派遣反対の市民運動が起こりかねないわけだから、是非、本を購入し、周りの方々にひろげ、世論を喚起してほしいとお願いした。

 アフガンの現状、打開策を考えてる人にも、まだあまり知られていない。だから、この本、世論形成のうえで不可欠なものとなる。


 超左翼おじさんの挑戦:「ようやく出来たアフガン伊勢崎本」
 http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-342.html

 この人物に論理的な思考を期待するのは(他のエントリーを読む限り)ないものねだりというものだろうが、それにしても、「非武装自衛隊派遣反対の市民運動が起こりかねない」って・・・もう意味がまるでわからない。仮に自衛隊がアフガニスタンに派兵されることになった場合、その先遣(中心)は、今回ハイチで「対テロ戦争」の実践を積むことになる、中央即応連隊(およびその関連部隊)が務めるはずである。

 自衛隊のハイチPKO参加に反対しようともしない左派は、自衛隊のアフガニスタン派兵による「対テロ戦争」への全面協力を拒否することもできないだろう。民主党政権下における改憲をめぐる前哨戦は、「護憲派」の連続不戦敗であるとしか言いようがない。

 
▼1 例えば、「許すな!憲法改悪・市民連絡会」のブログでは、関連記事がいくつか紹介されているが、ハイチへの自衛隊の派兵に反対するとは一言も書かれていない。普通に考えれば、新聞記事の単なる転載は、アリバイ作りにすらならないだろう。

Comments:3

electric_heel URL 2010-02-08 (月) 01:12

こんばんは、

ハイチPKOも、アフガン派兵も、全ては米国がもたらす朝鮮有事の際の、日本軍復活のシュミレーションですよね。
朝鮮半島有事ともなれば、日本軍にとって聖戦として、躊躇無く敵を殺害するということでしょう。

m_debugger URL 2010-02-09 (火) 20:54

>electric_heelさん

こんばんは。

このエントリーを上げてから、2/5号の『週刊金曜日』を立ち読みしたところ、伊藤千尋が連載記事(「国際時転」)で、ハイチ人は「愚民」で「理性がない」と書いていました(本当にそう書いていました)。
『金曜日』はとっくの昔に行くところまで行ってしまった、と勝手に思い込んでいたので、ナイーブな自分を恥じるばかりです。
これほど強靭な差別への意志があれば、「朝鮮有事」への軍事介入を正当化することも難しくはないでしょうね。というか、順序としては、日本(人)の場合は、朝鮮への固有の差別意識が他者(他国民・他民族)への蔑視一般につながっているのだと思いますが。

添え状 URL 2014-07-07 (月) 11:10

とても魅力的な記事でした。
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