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呑ガバチョ エイプリルフールでしょうか? URL 2010-04-04 (日) 13:55

今回のエントリーは悪い冗談としか思えませんが・・・・

その1
 日本の近代化成功ですって?! 侵略傾向著しい日本が近代国家?レイシスト性向露な日本人が近代人?ここはせめて括弧付の「近代化」として、その野蛮さを併記・指摘しておくべきでしょう。

その2
>アジアの民衆が欧米帝国主義諸国の侵略に激しく抵抗し、その結果として欧米帝国主義の対日政策を(より「穏健」な路線へと)転換させた
 このくだり、正直難解です。小生は欧米帝国主義諸国の魔手の伸びるのが遅かった(魅力に乏しかった)のが、日本「近代化」の間隙を作るのに貢献していると思いますが。アジアに日本という帝国主義国の末子を育んだことに、抵抗運動はどのように「貢献」しているんでしょうか?小生にはこれが、「日本/日本人を歴史の主体として特権化している点」を否定し、「アジア」を主体化する為の強引なこじつけに思えます。帝国主義は欧米の発明です。日本はその猿真似を目指し、破綻しました。日本の「主体性」を解体するロジックは、欧米帝国主義諸国の主体特権意識を糾弾するところからしか発生しないと思います。帝国主義ごっこに興じて果てた日本の「主体性」などその矮小な付属物に過ぎぬということを、先ずは明らかにすべきです。
 私見ですが、この帝国主義『元締め』諸国の侵略・植民地支配責任を追及する世界的運動が充分に為されていないことが、日本が自国に対するそれに冷笑的な態度を採る最大の原因となっていると思います。猿真似日本人の採用しそうな方便です。

その3
>日本/日本人の侵略・植民地支配責任の清算が遠のくことは、その歴史的存在としての在日朝鮮人に対する差別意識が日本社会全体で強まることを意味するため
 強まるも何も、太古より不変でしょう。そして今後も。

その4
 引用文献はよく吟味してから収録すべきです。中国政府の流布する「万人杭」情報を鵜呑みにして論拠とするのは非常に危険です。日本企業の爪痕として公開される万人杭は増える傾向にありますが、相当に真偽の怪しいものもあるようです。

m_debugger Re: エイプリルフールでしょうか? URL 2010-04-04 (日) 21:06

>呑ガバチョさん

>日本の近代化成功ですって?! 侵略傾向著しい日本が近代国家?レイシスト性向露な日本人が近代人?ここはせめて括弧付の「近代化」として、その野蛮さを併記・指摘しておくべきでしょう。

→侵略と近代化、帝国主義化、王政(天皇制)は矛盾しないと思いますが。

>>アジアの民衆が欧米帝国主義諸国の侵略に激しく抵抗し、その結果として欧米帝国主義の対日政策を(より「穏健」な路線へと)転換させた
 このくだり、正直難解です。

→簡単に書くと、欧米帝国主義はアジアの抵抗運動の弾圧に手一杯で、日本を植民地化することが得策ではないと考えた(日本を植民地化すればそれだけアジアの抵抗と連帯は深まるから)ということです。

>小生は欧米帝国主義諸国の魔手の伸びるのが遅かった(魅力に乏しかった)のが、日本「近代化」の間隙を作るのに貢献していると思いますが。

→それもあるでしょうね。この点は同感です。

>日本の「主体性」を解体するロジックは、欧米帝国主義諸国の主体特権意識を糾弾するところからしか発生しないと思います。帝国主義ごっこに興じて果てた日本の「主体性」などその矮小な付属物に過ぎぬということを、先ずは明らかにすべきです。

→私は欧米帝国主義を批判しなければ日本帝国主義を批判できないという立場は取りません。理由は欧米帝国主義が解体されても日本帝国主義の解体に直接つながるわけではないからです。一義的には、欧米帝国主義は欧米人が、日本帝国主義は日本人が、批判し解体する責任を負っているはずです(もちろん欧米帝国主義の批判が不要だと言っているのではありません。念のため)。

>その3
>日本/日本人の侵略・植民地支配責任の清算が遠のくことは、その歴史的存在としての在日朝鮮人に対する差別意識が日本社会全体で強まることを意味するため
 強まるも何も、太古より不変でしょう。そして今後も。

→そうですか。では「太古より不変」であることを具体的に実証してください。

>その4
 引用文献はよく吟味してから収録すべきです。中国政府の流布する「万人杭」情報を鵜呑みにして論拠とするのは非常に危険です。日本企業の爪痕として公開される万人杭は増える傾向にありますが、相当に真偽の怪しいものもあるようです。

→調査が進めば「万人杭は増える傾向にあ」るのは当然なのですが・・・。それから「引用文献はよく吟味してから収録すべき」と言われるからには、私が引用した著作のどこが誤っているのかを、具体的・科学的にご指摘ください。それを抜きにした批判は、著者(この場合はキムチョンミ氏)に対する誹謗中傷にすぎませんよ。

m_debugger Re: Re: エイプリルフールでしょうか? URL 2010-04-05 (月) 09:17

>呑ガバチョさん

以下の部分は言葉が足りなかったかもしれませんので補足します。

>→そうですか。では「太古より不変」であることを具体的に実証してください。

(とりわけ一般の)日本人の侵略性・(朝鮮人に対する)差別意識が「太古より不変」であるというのは、非歴史的で事実と異なります(縄文時代と江戸時代と明治初期、朝鮮植民地支配時代などではまったく違います)。それだけでなく、こうした言説は、一見日本人を厳しく批判しているようですが、実際には日本人の歴史的責任を丸ごと免罪する効果を生むと思います。天皇制があろうがなかろうが、侵略をしようがしまいが、侵略・植民地支配責任を果たそうが果たすまいが、日本人の侵略性・差別性は不変である、というような発言は、日本人の「主体性」を完全に無化してしまうという点で日本人に対して甘すぎると思います。

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日本はなぜ近代化に成功したのか――民族差別と侵略・植民地支配責任

【4/4 追記】一部修正しました。

●枝野幸男「侵略は歴史の必然」――鳩山「友愛」remix

 枝野幸男・行政刷新相が日本の侵略・植民地支配は「歴史的な必然だった」と発言したそうだ。

 朝日新聞:「「中国や朝鮮半島の植民地化、歴史の必然」講演で枝野氏」
 http://www.asahi.com/politics/update/0327/TKY201003270314.html

 同記事のブックマークを見ると、さすがにこの発言を批判する意見が多いようだが、その中に、枝野を愚かな民主党右派として、民主党あるいはリベラル・左派から切断して否定するコメントが少なくないことには、違和感を覚える。民主党政権は、鳩山の所信表明演説からして「無血の平成維新」を謳っているのであり、以前のエントリーで指摘したように、「明治維新が朝鮮侵略と密接不可分であったように、「国民の暮らしを守るための」「今日の維新」は、「対テロ戦争」および「対新自由主義戦争」の延長線上にあると捉えるべきだと思う」

 枝野の妄言は、鳩山政権が掲げる「友愛」路線からの逸脱としてではなく、むしろその象徴として理解する必要があるのではないか。リベラル・左派の少なくない人々が、日本の近代化に対する批判的な歴史認識を欠いていることと、民主党政権を支持していることは、決して無関係ではないと思う。


●日本はなぜ近代化に成功したのか

 そもそも日本はなぜ近代化に成功したのだろうか?

1.日本/日本人が優秀だったから
2.日本/日本人がアジアを侵略・植民地支配する側に回ったから

 大雑把に言えば、日本の保守派・右派は1の認識を、リベラル・左派は2の認識をベースにしつつ(甘いか?)、もう一方の認識も、それぞれ0%から49%までの割合でブレンドされている状態なのではないかと思う。

 けれども、一見まったく別の立場にあるように見える1と2は、日本/日本人を歴史の主体として特権化している点において、実は一枚のコインの裏表にすぎないのではないだろうか。なぜなら、両者は、保守派・右派にとっては「日本/日本人が優秀だったから」「日本/日本人がアジアを侵略・植民地支配する側に回った」という形で、リベラル・左派にとっては「日本/日本人がアジアを侵略・植民地支配する側に回った」のは「日本/日本人が優秀だったから」という形で、相互に矛盾することなく両立しうるからである。

 けれども、日本が近代化に成功した最大の要因は、アジアの民衆が欧米帝国主義諸国の侵略に激しく抵抗し、その結果として欧米帝国主義の対日政策を(より「穏健」な路線へと)転換させたことにある、と私は思う。日本/日本人は、まず、欧米帝国主義の侵略に必死で抵抗するアジアの民衆を歴史の客体にすぎないと見なし、次に、アジアの民衆を実際に踏みつける側に回ったことで、近代化を達成した。つまり、日本の近代化は、(少なくとも)二重の意味でアジア人の自己決定権・主体性を否定した上に成り立っているのである。そして、この基本的な構造は、日本が侵略・植民地支配責任を果たすことなく、「先進国」として第三世界の収奪を続けている現在にもそのまま引き継がれている(▼1)。その端的な例が、朝鮮民族に対する同化政策だろう。

 話は少しずれるが、こうした歴史的文脈を否認する欲望から生まれた(と私には思われる)「アジア主義」再考の議論が、独善的で気色の悪いものにしかならないのは、当然のことなのかもしれない。かつて、竹内好は、「アジア主義」再評価に対する梶村秀樹の批判(▼2)を受けて、「それでは何をよりどころに日本人の主体性において未来をきりひらいていくのか」と反論した。これだけ他者の主体性を否定し尽くした上で、しかも他国・他民族への侵略を可能にした「日本人の主体性」を根底から解体しようともせず、なぜ自分たち(だけ)に「主体性」を主張できる権利があると思えるのか。まったく不思議なほどふざけた話であると思う。

 話を枝野発言に戻すと、枝野のような人間の退路を断つためには、個別の妄言を批判するだけで終わらせるのではなく、そうした妄言をパフォーマティブに否定するためにも、侵略・植民地支配責任の履行を強く訴えていかなければならないだろう。日本人の民族差別は、アジアに対する侵略と植民地支配の原因であり結果であるため、日本/日本人が侵略・植民地支配責任を果たさずに、(例えば一般的な人権意識を啓発することによって)民族差別だけを克服することは不可能である、と私は考える(もちろん、一般的な人権意識を啓発することは、極めて重要なことである)。また、同様の理由から、外国人一般に対する差別意識も、日本/日本人が他国への経済侵略をやめない限り、どれほど日本が「多民族国家」になろうが本質的には払拭できないのではないだろうか。


●朝鮮学校「無償化」排除をめぐる民族差別と侵略・植民地支配責任

 日本人の民族差別と侵略・植民地支配責任に関連して、以下の件について私見を述べておきたい。

 [CML 003499] 金光翔さんの朝鮮学校排除問題についての論攷について
 http://list.jca.apc.org/public/cml/2010-March/003439.html

 といっても、金光翔さん本人がすでにブログで反論されているし、朝鮮学校の「無償化」排除反対声明に対するバックラッシュも始まっているようなので、手短に済ませるが、金さんが指摘されているように、「多くの反対論が、在日朝鮮人社会の形成の歴史的経緯・必然性に触れていないことはこの問題に関心を持っている人間には明らかである」と私も思う。このことは、韓国の反対声明との比較によって際立つが、もう一つ、アジアの民族学校に対する大学受験資格における差別と排除をめぐる、2003年当時の日本の反対論(反対声明)との比較によっても明らかなのではないかと思う(私も具体例は挙げないでおくが)。

 日本のリベラル・左派が、総体として在日朝鮮人の歴史的経緯に基づいた権利を捨象する傾向にあることは、(韓国のリベラル・左派だけでなく、一昔前の日本のリベラル・左派との比較においてさえ)否定しがたい事実である。まして、朝鮮学校の「無償化」排除に反対しているリベラル・左派には、戦後補償運動に関わっている人々も少なくないのだから、彼ら・彼女らの沈黙が「意図的(「戦略」的)なもの」でなければよいが、という金さんの懸念は決して杞憂とは言えないだろう。「金さんの左記の認識は事実としても誤っている」という東本高志さんの批判は「事実としても誤っている」と私は思う。

 日本の多くの反対論が在日朝鮮人の歴史的経緯に基づいた権利に触れていないことについて、私自身は、以前コメントしたように、「排外主義ではないし、何も間違ったことは言っていないのですが、子どもの普遍的人権だけに依拠するような(植民地支配責任を捨象するような)主張が声明文に多いのも残念だ」と感じている。これは特定の声明文に対する批判ではなく、あくまで一般論として言うのだが、日本/日本人の侵略・植民地支配責任の清算が遠のくことは、その歴史的存在としての在日朝鮮人に対する差別意識が日本社会全体で強まることを意味するため、朝鮮学校排除に反対するためにも、その歴史的経緯を積極的に訴えることは極めて重要である。

 高校「無償化」法案はすでに成立してしまったが、政府に朝鮮学校排除を撤回させるためにも、日本人自身による、侵略・植民地支配責任の履行と民族差別の克服に向けた主体的な努力が、今も決定的に問われ続けていると思う。


▼1 キムチョンミ著『水平運動史研究――民族差別批判』(現代企画室、1994年)より引用。


 一九四五年に、ヒトラーは自殺し、ムソリーニは銃殺されたが、ヒロヒトは生きのこった。新憲法下で、日本国民は、戦犯ヒロヒトを象徴としつづけた。ヒロヒトは、一九四五年以後四十数年間生きのび、病死した。「八・一五」以後も、生きのびたものは、ヒロヒトだけではなかった。南「満洲」鉄道株式会社、東洋拓植株式会社などの植民地企業は、日本の敗戦によって解体したが、日本国内企業のほとんどは生きのびた。

 また、日本の大都市はUSA軍の空爆をうけたが、ダム、鉄道、道路、トンネル、港湾、護岸施設等の経済基礎構造(インフラストラクチャー)は残存した。日本の戦後復興は、植民地よりはるかに容易であった。

 さらに、一九五〇~一九五三年の朝鮮戦争が、日本の経済を一挙に復興させた。朝鮮戦争時の「特需」によって、日本経済は「八・一五」以前の水準をこえた。日本経済は、一九世紀末以後から、「八・一五」以前も以後も、戦争によって、成長してきた。(p.733)




 おおくの日本企業は、「八・一五」以前に企業としての基盤をととのえ、そのうえに立って、「八・一五」以後に成長してきた。日本企業の成長の「秘密」は、「八・一五」以後の経営戦略や生産技術等々にのみあるのではなく、根源的には、「八・一五」以前の蓄積にあるのである。その蓄積のなかには、技術もふくまれる。

 たとえば、製薬会社ミドリ十字の技術は、一九三三年以来のハルビンの細菌戦秘密研究所(のちに、関東軍防疫給水本部、通称石井部隊)の「研究」を取り入れている。製薬会社ミドリ十字の「八・一五」以後の成長は、すくなからず、「満洲第七三一部隊」の技術に依拠しているのである。

 日本の土建会社は、一九世紀~二〇世紀はじめに企業の基礎をつくったが、大倉組(現、大成建設)、鹿島建設、大林組、清水建設など、現在のおおくの日本の大土建会社はすべて、朝鮮・中国などで、非人道的な労働者収奪をつづけてきた企業である。中国各地にある「万人杭」は、日本の土建会社、鉱山会社や南「満洲」鉄道株式会社によるものである。

 朝鮮人・中国人労働者の収奪は、朝鮮・中国だけでなく、日本でもおこなわれた。朝鮮人・中国人を強制連行し、強制労働させて、日本はインフラストラクチャーを構築した。インフラストラクチャー構築の過程で、日本の土建会社は、おおくの朝鮮人・中国人を殺した。(pp.740-741)



▼2 梶村秀樹、『朝鮮史――その発展』(第二章「日本のナショナリズム」)、講談社、1977年

 「アジア主義」の「連帯」がどれだけ欺瞞に満ちたものであるかは、三・一独立運動の際に朝鮮人が差し伸べた連帯の呼びかけに日本人がどのように応えたのか(応えなかったのか)を考えるだけでもよくわかる。

Comments:3

呑ガバチョ エイプリルフールでしょうか? URL 2010-04-04 (日) 13:55

今回のエントリーは悪い冗談としか思えませんが・・・・

その1
 日本の近代化成功ですって?! 侵略傾向著しい日本が近代国家?レイシスト性向露な日本人が近代人?ここはせめて括弧付の「近代化」として、その野蛮さを併記・指摘しておくべきでしょう。

その2
>アジアの民衆が欧米帝国主義諸国の侵略に激しく抵抗し、その結果として欧米帝国主義の対日政策を(より「穏健」な路線へと)転換させた
 このくだり、正直難解です。小生は欧米帝国主義諸国の魔手の伸びるのが遅かった(魅力に乏しかった)のが、日本「近代化」の間隙を作るのに貢献していると思いますが。アジアに日本という帝国主義国の末子を育んだことに、抵抗運動はどのように「貢献」しているんでしょうか?小生にはこれが、「日本/日本人を歴史の主体として特権化している点」を否定し、「アジア」を主体化する為の強引なこじつけに思えます。帝国主義は欧米の発明です。日本はその猿真似を目指し、破綻しました。日本の「主体性」を解体するロジックは、欧米帝国主義諸国の主体特権意識を糾弾するところからしか発生しないと思います。帝国主義ごっこに興じて果てた日本の「主体性」などその矮小な付属物に過ぎぬということを、先ずは明らかにすべきです。
 私見ですが、この帝国主義『元締め』諸国の侵略・植民地支配責任を追及する世界的運動が充分に為されていないことが、日本が自国に対するそれに冷笑的な態度を採る最大の原因となっていると思います。猿真似日本人の採用しそうな方便です。

その3
>日本/日本人の侵略・植民地支配責任の清算が遠のくことは、その歴史的存在としての在日朝鮮人に対する差別意識が日本社会全体で強まることを意味するため
 強まるも何も、太古より不変でしょう。そして今後も。

その4
 引用文献はよく吟味してから収録すべきです。中国政府の流布する「万人杭」情報を鵜呑みにして論拠とするのは非常に危険です。日本企業の爪痕として公開される万人杭は増える傾向にありますが、相当に真偽の怪しいものもあるようです。

m_debugger Re: エイプリルフールでしょうか? URL 2010-04-04 (日) 21:06

>呑ガバチョさん

>日本の近代化成功ですって?! 侵略傾向著しい日本が近代国家?レイシスト性向露な日本人が近代人?ここはせめて括弧付の「近代化」として、その野蛮さを併記・指摘しておくべきでしょう。

→侵略と近代化、帝国主義化、王政(天皇制)は矛盾しないと思いますが。

>>アジアの民衆が欧米帝国主義諸国の侵略に激しく抵抗し、その結果として欧米帝国主義の対日政策を(より「穏健」な路線へと)転換させた
 このくだり、正直難解です。

→簡単に書くと、欧米帝国主義はアジアの抵抗運動の弾圧に手一杯で、日本を植民地化することが得策ではないと考えた(日本を植民地化すればそれだけアジアの抵抗と連帯は深まるから)ということです。

>小生は欧米帝国主義諸国の魔手の伸びるのが遅かった(魅力に乏しかった)のが、日本「近代化」の間隙を作るのに貢献していると思いますが。

→それもあるでしょうね。この点は同感です。

>日本の「主体性」を解体するロジックは、欧米帝国主義諸国の主体特権意識を糾弾するところからしか発生しないと思います。帝国主義ごっこに興じて果てた日本の「主体性」などその矮小な付属物に過ぎぬということを、先ずは明らかにすべきです。

→私は欧米帝国主義を批判しなければ日本帝国主義を批判できないという立場は取りません。理由は欧米帝国主義が解体されても日本帝国主義の解体に直接つながるわけではないからです。一義的には、欧米帝国主義は欧米人が、日本帝国主義は日本人が、批判し解体する責任を負っているはずです(もちろん欧米帝国主義の批判が不要だと言っているのではありません。念のため)。

>その3
>日本/日本人の侵略・植民地支配責任の清算が遠のくことは、その歴史的存在としての在日朝鮮人に対する差別意識が日本社会全体で強まることを意味するため
 強まるも何も、太古より不変でしょう。そして今後も。

→そうですか。では「太古より不変」であることを具体的に実証してください。

>その4
 引用文献はよく吟味してから収録すべきです。中国政府の流布する「万人杭」情報を鵜呑みにして論拠とするのは非常に危険です。日本企業の爪痕として公開される万人杭は増える傾向にありますが、相当に真偽の怪しいものもあるようです。

→調査が進めば「万人杭は増える傾向にあ」るのは当然なのですが・・・。それから「引用文献はよく吟味してから収録すべき」と言われるからには、私が引用した著作のどこが誤っているのかを、具体的・科学的にご指摘ください。それを抜きにした批判は、著者(この場合はキムチョンミ氏)に対する誹謗中傷にすぎませんよ。

m_debugger Re: Re: エイプリルフールでしょうか? URL 2010-04-05 (月) 09:17

>呑ガバチョさん

以下の部分は言葉が足りなかったかもしれませんので補足します。

>→そうですか。では「太古より不変」であることを具体的に実証してください。

(とりわけ一般の)日本人の侵略性・(朝鮮人に対する)差別意識が「太古より不変」であるというのは、非歴史的で事実と異なります(縄文時代と江戸時代と明治初期、朝鮮植民地支配時代などではまったく違います)。それだけでなく、こうした言説は、一見日本人を厳しく批判しているようですが、実際には日本人の歴史的責任を丸ごと免罪する効果を生むと思います。天皇制があろうがなかろうが、侵略をしようがしまいが、侵略・植民地支配責任を果たそうが果たすまいが、日本人の侵略性・差別性は不変である、というような発言は、日本人の「主体性」を完全に無化してしまうという点で日本人に対して甘すぎると思います。

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