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岩波書店へのメール

 「金光翔氏の「<佐藤優現象>批判」をめぐって」というタイトルで岩波書店に送ったメールを公開しておきます。岩波から何らかの反応があれば、後日ブログで取り上げます。

 どうでもよいですが、「非常事態」宣言を出している岩波に対して、「貴社ますますご清祥(ry」などと送ってもよいのだろうか・・・と軽く真剣に悩んだのですが、社交辞令だから問題ないだろうと思うことにしました。我ながら気を遣う部分が間違っているような気もしますが・・・。


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岩波書店代表取締役社長 山口昭男 様

岩波書店役員 ご一同様

岩波書店社員 ご一同様


拝啓

貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

さて、金光翔氏の論文「<佐藤優現象>批判」をめぐる件について、僭越ながらメールをお送りさせていただきます。

この件について、金さんが新潮社・早川清『週刊新潮』前編集長・佐藤優氏への訴訟を提起されたこと、また「今回の訴訟においては、岩波書店上層部、社員等の証人としての出廷が予想され、佐藤氏と岩波書店の関係、および『週刊新潮』本件記事と岩波書店の関係が明らかにされるだろう」(ブログ「私にも話させて」 2009年8月26日付記事)と指摘されていることは、無論ご承知のことと思います。

そこで、この機会にお伺いしたいのですが、御社が「岩波の志」で謳っておられる、(書物によって育まれる)「物事を筋道を立てて理解し,問題を深く的確にとらえる――このようないわば科学的思考」というのは、いったい何を指してそう仰っておられるのでしょうか?
と言いますのも、金光翔さんの文章を読むにつけ、また御社と佐藤優氏との密接な関係を随所で見るにつけ、私には御社こそが「科学的な思考」の前提にある「普遍」的な価値を貶めているのではないかと感じられてならないからです。

このことを示す具体例は、私よりも御社の方々がよくご存知だと思うのですが、一例を申し上げれば、御社が、今回の訴訟の焦点である『週刊新潮』の金さんへの中傷記事を、加害者である『週刊新潮』ではなく、被害者である金さんを非難するための材料に使ったことが挙げられます。
ある人がまさに被害者であるという理由から、その人を罰するべきであるとする御社の思考は、「物事を筋道を立てて理解し,問題を深く的確にとらえる――このようないわば科学的思考」の対極にあるとしか申し上げようがないのですが、この点について、御社は一体どのようにお考えなのでしょうか?

上述の「普遍」的な価値について、別の言葉で述べさせていただきます。
佐藤氏は、パレスチナ人の生存権や在日朝鮮人の自己決定権を全否定する言説を各媒体で積極的に展開しており、管見の範囲では、御社は佐藤氏のこうした発言を表立って擁護されてはおりません。
しかし、その結果(あるいは目的さえも)が、御社の社会的な定評を保ったまま佐藤氏を起用し続けることを可能にすることであるなら、それは表立って佐藤氏を擁護する右派や排外主義者たちよりも、より一層卑劣な振る舞いなのではありませんか?

大変失礼な物言いだとは思いますが、御社が言論の自由をも原理的に否定する佐藤氏のような人間を重宝し、自らも金さんへの言論弾圧を行っている(これまで御社は金さんの主張に対して一切公的に反論されていないのですから、第三者としてはそのように判断するほかありません)以上、御社の売上が低迷していることは、言論の自由を肯定する立場からすれば、むしろ喜ばしいことであると私は考えています。
私はこの件を知ってから御社の出版物を買い控えておりますが、少数の読者による抗議運動の存在と、それ以上に、御社が生み出す言説の劣化を肌で感じ取っている多数の(潜在的)読者の「活字離れ」が、このたびの御社の「非常事態」宣言の背景にあると考えるのは、牽強付会にすぎるでしょうか?

いずれにせよ、少数組合(首都圏労働組合)とその組合員の人権を弾圧して恥じない御社および御社組合が、佐藤氏の立場からそれほど遠い場所にいるようには、私にはどうしても思えないのです。

最後になりますが、この件をマスコミが黙殺しているのは、金光翔さんの「<佐藤優現象>批判」の正しさを裏づける、これ以上ないほど確実な状況証拠であると思います。
もしも、御社がマスコミの沈黙をよいことに、佐藤氏との癒着を続けるのであれば、「創業以来,学術研究を中心に思想・文学・科学・芸術などのすぐれた成果を世に伝えてき」た御社の名は、いずれ軽蔑とともに思い起こされるものになりかねないのではないでしょうか。
どうか岩波という名に伴う社会的な責任を自覚し、その社長として、役員として、あるいは社員として、それに恥じない選択をしてくださるよう、強くお願い申し上げます。

敬具


2009年8月30日

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